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Roland CPM-300 - アンチ・フィードバック機能をよりくわしく知りたい方へ; セーフティー・マージンについて; ハウリングを除去する仕組み

Roland CPM-300
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アンチ・フィードバック機能をよりくわしく知りたい方へ
ハウリングを除去するしくみ
CPM-300のアンチ・フィードバック機能は、「アンチ・フィードバック・フィルター」という幅の狭いフィル
ターをハウリングの発生する周波数にかけて、その周波数の音量を絞ることによってハウリングを除去する機
能です。CPM-300のアンチ・フィードバック機能は、アンチ・フィードバック・フィルターを8本持っています。
「オート調整機能」では、ゲインを徐々に上げ、故意にハウリングを起こす状態にします。ハウリングが起こる
周波数を検出し、アンチ・フィードバック・フィルターの設定が終わると、ゲインを元に戻します。
オート調整が終了したとき、ゲインの余裕(セーフティー・マージン→下記参照)が確保されていますので、状
況の変化にも対応することができます。オート調整機能には、アンチ・フィードバック・フィルターが6本割り
当てられています。
「ダイナミック調整機能」は、アンチ・フィードバックのON/OFFスイッチがONのとき常時動作します。(ただ
し、オート調整中は動作しません。)突発的に起こるハウリングの発生を監視し、除去することができます。ダ
イナミック調整機能には、アンチ・フィードバック・フィルターが2本割り当てられています。
この計8本のアンチ・フィードバック・フィルターは、非常に幅が狭いため、最小限の音質変化でハウリングを
抑えることができます。
セーフティー・マージンについて
オート調整が完了すると、セーフティー・マージンは約12dB確保されます。オート調整中、セーフティー・マ
ージンが約6dB確保できると、AUTOSETインジケーターの点滅が早くなります。約6dBのマージンで十分な場
合には、オート調整を途中で終了する目安になります。
6本のアンチ・フィードバック・フィルターが全て設定されると、セーフティー・マージンが約12dB確保さ
れていなくてもオート調整は終了します。
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