760
グローバルエフェクト
エフェクトのリファレンス
MultiDelay
このエフェクトはディレイと呼ばれるエコーを生成するもので、時間、フィードバック、およびフィ
ルターを調節できます。「Mode」パラメーターによって、ステレオ、クロスディレイ、ピンポンディ
レイエフェクトを選択できます。選択したモードによって、ステレオ音場全体にパターンを変化させ
ながらエコーが繰り返されます。
Mode
MultiDelayには3つの異なるモードがあります。
Time
全体のディレイタイムを1000分の1秒単位で設定します。「DelayL/R」を使うと左右のディレイを短
縮できます。ディレイタイムをノートの長さに設定するには「Sync」を有効にします。
Sync
ディレイタイムをホストアプリケーションのテンポに同期します。有効にすると、ディレイタイムは
ノートの長さに設定されます。
➯ 歌のテンポが非常に遅く、ノートの長さが最大ディレイタイムの5000msを超過した場合、ノート
の長さは最大ディレイタイムを超過しないよう内部で2分割されます。
DelayL/R
右または左のディレイタイムを全体のディレイタイムからオフセットします。オフセットの数値は倍
率です。倍率1では右または左のディレイタイムがディレイタイム全体の長さと同じになります。倍
率0.5ではディレイタイム全体の半分の長さに相当します。左のディレイタイムをオフセットするに
はコントロールを左に回します。右のディレイタイムをオフセットするにはコントロールを右に回し
ます。これに応じて倍率の前の文字が「L」または「R」に変わります。コントロールの中間点では
ニュートラルな設定となり、「C」と表示されます。
Feedback
左右のディレイのフィードバック全体量を設定します。フィードバックとはディレイの出力がその入
力にフィードバックされることを意味します。0
%に設定するとエコーは1回です。100%に設定す
るとエコーは無限に繰り返されます。
モード 説明
Stereo 左右のオーディオチャンネルそれぞれに対して独立した2つのディレイライ
ンがあり、それぞれが独自のフィードバックパスを持っています。
Cross クロスフィードバックを持つ2つのディレイラインがあります。クロスフィー
ドバックとは左チャンネルのディレイが右チャンネルのディレイにフィード
バックされ、また右チャンネルのディレイが左チャンネルのディレイにフィー
ドバックされるという意味です。
Ping-Pong 左右の入力チャンネルを混合して、それをハード的に分離された左右のディレ
イに付加します。この方法では、ステレオ音声の左右の間でエコーがピンポン
球のように跳ね返ります。