806
グローバル機能および設定
「Options」ページ
「DiskStreaming」セクション
プログラムの中には、アコースティックピアノのように最大1GBのサンプルが含まれるものがあり
ます。このような膨大なデータでは、特に16スロットすべてを使用している場合、コンピューター
がすべてのサンプルをRAMにロードすることはできません。かわりに、HALionSonicは各サンプル
の最初の千分の数秒分をRAMにロードし、ユーザーが演奏している間に適切な量をハードディスク
から継続的にロードします。追加のノートを発音するたびにハードディスクの負荷が高くなるため、
できる限り多くのサンプルを事前にRAMにロードしておくことをおすすめします。もちろん、これ
は他のアプリケーションで使えるRAMが少なくなることになります。システムのパフォーマンスを
最大にするには、ハードディスクとRAMの使用率のバランスを取ります。
ディスクとRAMのバランス
このスライダーを使用すると、ハードディスクとRAMの使用率のバランスを調節できます。
• 他のアプリケーションにより多くの RAM を使用する場合、スライダーを「Disk」側にドラッグし
ます。
• ハードディスクからのデータの転送速度が遅い場合、スライダーを「RAM」側にドラッグします。
この設定の変更に従って、メモリー表示が更新されます。
➯ システムのパフォーマンスに問題がなければ、設定は変更しないでください。
➯ ディスクと RAM のバランス設定は、すべてのプラグインに適用されます。これはプロジェクトと
共には保存されません。
Performance
このセクションには、HALionSonicの全体的なCPUパフォーマンスを最適化するための設定が含ま
れます。
MaxVoices
HALionSonicで発音可能なボイスの合計数を指定します。この上限に達すると、HALionSonicはボイ
スの発音を停止しはじめます。
MaxCPU
CPUの過負荷によるクリックノイズを回避するため、プラグインのCPU負荷の上限を指定できます。
この上限に達すると、HALionSonicは自動的にボイスの発音を停止します。100
%に設定すると、こ
の設定は無効になります。
➯ HALionSonicが発音するまでにわずかな時間を要するため、CPUのピーク負荷が指定した上限を超
える場合があり、これによって、オーディオの欠落などが発生することがあります。そのため、
「MaxCPU」の値は実際に必要な値より少し小さい値に設定することをおすすめします。
VoiceFadeOut
プラグインの「MaxVoices」または「MaxCPU」の設定値に達したために発音を停止する必要がある
ボイスがフェードアウトする時間を設定します。
OscECOMode
このオプションを有効にするとシンセレイヤーのオシレーターがECOモードで起動します。高域の音
が変化しますが、オシレーターのCPU負荷は下がります。シンセレイヤーで演奏するボイスの発音数
が増えます。
Multi-Loading
通常、マルチプログラムをロードすると、新しいマルチが完全にロードされるまでは前のマルチが
RAMに残っています。したがって、32 ビットのシステムでは容量の大きなマルチを別のマルチで置
き換えると、RAMが不足することがあります。