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第
2
章 測定方法
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〇
×
2.2.1
直流電流(
DC A
)の測定
2.2
電流の測定
注記
・トランスや大電流電路など強磁界の発生している近く、また
無線機など強電界の発生している近くでは、正確な測定がで
きない場合があります。
・導体は必ず
1
本だけセンサ中央部にクランプしてください。
単相(
2
本)
,3
相(
3
本)を同時にクランプした場合は測定で
きません。
・無入力時に、外部磁界の影響で表示が大きく出る場合があり
ますが、測定時の影響量は
0.5 A
以下です。
1.
キーを押して、 を表示させます。
2.被測定電流に合わせてオートレンジ
/
マニュアルレンジを切
り換えてください。
3.測定前に必ずオートゼロ調整を行ってください。被測定導体
をクランプせずに、クランプセンサが完全に閉じた状態で、
0ADJ/RESET
キーを押してオートゼロ調 整を行います。
(
2.5.1
オートゼロ調整機 能 参照)
オートゼロ調整が終わると
ADJ
マークが点灯します。(オー
トレンジの場合は
2
つのレンジについてオートゼロ 調整を
行います。)
ゼロ調整後に表示値が
0
となっていれば、電源投入直後のカ
ウント残りの影響はなく測定いただけます。
4.クランプコアの先端を開き、クランプ部に表示してある電流
方向表示マークと被測定導体の電流方向を一致させて、被測
定導体がほぼ中央部になるようにクランプしてください。