25
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第
2
章 測定方法
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電流方向
被測定導体
電流方向マーク
×悪い
2.2.2
交流電流(
AC A
)の測定
注記
・
DCA
モードでは、交流分を含まない直流電流のみ正確な測定
が行えます。(
1.5
各モードの説明 参 照)
・
20 A
レンジでは、最大
25 A
まで表示しますが確度保証範囲
は
1A
~
20 A
までです。
・各レンジとも、レンジの
1%
(確度保証外)以下では内部補正
演算により、大きな誤差となる可能性があります。
・電源投入時に値がゼロにならない場合がありますが、不具合
ではありません。測定前に必ずオートゼロ調整を実行してく
ださい。
1.
キーを押して、~を表示させます。
2.必要に応じてオートレンジ
/
マニュアルレンジを切り換えて
ください。
3.クランプコアの先端を開き、被測定導体がほぼ中央部になる
ようにクランプしてください。
注記
・入力がなくなった直後や無入力でのモード切換えにより、し
ばらく表示が
0
にならない場合がありますが(約
10
秒程度)、
内部回路の都合によるもので、異常ではありません。
0
になら
ないうちに測定しても、測定値に影響はありません。
・測定環境温度により、無入力でも表示が
0
にならない場合が
ありますので、ゼロキャンセル補正を行ってください。(
2.5.2
ゼロキャンセル補正 機能 参 照)
・測定の応答速 度は、フルスケ ール (
f.s.
)入力時に、立上り
(
0%
→
90%
)は約
250 ms
、立下り(
100%
→
10%
)は約
500
ms
です。(
2.2.5
の図
1, 2
参照)