クイック・スタート
129
レコーダー機能を使用する
(レコーダー・モード)
STAGEMAN 80
には、さまざまな入力ソースを録音できるレ
コーダーが搭載されています。個人練習を録音してチェックし
たり、思いついたアイデアなどを記録したりしておくなど、さま
ざまな使い方ができます。
ここではレコーダー・モードでの録音について説明します。
なお、録音できる内容はモードごとで次のように異なります。
•
リズ ム ・ モ ード: リズム・スタイルの再生に合わせて演奏を録
音します。
•
レ コ ー ダ ー ・ モ ード: 演奏を録音します。 また、録音したソング・
データに演奏をオーバーダビングします。
•
プレーヤー・モード: 再生しているオーディオ・ファイルに合
わせて演奏を録音します。
Note:
BASS、TREBLE、ACOUSTAGEに よ る 効 果 は 録
音できません。MIC IN、INPUT 1、2端子からの 入力音には
REVERBによる効果をかけて録音することができます。
録音したデータは、SDカード・スロットに挿入したSDカー
ドに保存されます。録音するときは、電源を入れる前に
SDカード・スロットにSDカードを入れてください(
"
122
ページの「SDカードを入れる、取り出す」)。
録音した演奏を再生する
本機で録音した演奏はレコーダー・モードで再生します。
1
. [RECORDER]
ボタンを押してレコーダー・モードに入り
ます(ボタン点灯)。
2
. [F
1
]
または
[F
2
]
ボタンを押して再生するソングを選びます。
3
. RHYTHM/PLAY
ノブで録音した演奏の再生音量を調節
します。
録音済みの音を、録音したときと同じ音量で再生するに
は、RHYTHM/PLAYノブを右に回し切ります。
4
. [ ]
ボタンを押して再生します。
5
. [ ]
ボタンを押して停止します。または曲の先頭に戻
すには
[VAR]
ボタンを押します。
演奏を録音する
2
2
3
6,8
14 6
5
1
. [RECORDER]
ボタンを押してレコーダー・モードに
入ります(ボタン点灯)。
2
.
録音するマイクや楽器を接続し、音量を調節します。
"
125 ページの「楽器などを接続して演奏する」
3
.
新規ソングを選びます。
[F
2
]
ボタンを何度か押して、
ディスプレイに表示されているソング番号を点滅させ
ます。
点滅している番号が、新しいソングとなります。点灯す
る番号は録音済みのソングです。
Tip:
STAGEMAN 80
では、録音したデータを「ソング・
データ」と呼び、「ソング」という単位で扱われます。
4
.
メトロノーム音をガイドにしながら録音したいとき
は、
[Metronome]
ボタンを押してメトロノーム機能
をオンにします。
[(1) 8 BEAT1]
~
[(16) BLUES2]
ボ タ ン で メト ロ ノ ー ム
のサウンドを選択します。(
"
138 ページの「ボイス
ネ ー ム ・ リ ス ト 」)
メトロノームの拍子は、初期値として
4/4
に設定されて
います。拍子を変更する場合は、
[Metronome]
ボタン
を押しながら
VALUE
ダイヤルを回します。
拍子の設定範囲は
3/4
、
4/4
、
5/4
、
7/4
、
5/8
、
6/8
、
7/8
、
9/8
、
12/8
の
9
種類の中から設定できます。拍子の値
が、ディスプレイに表示されます。
拍子の表示例
4/4
拍 子 :「
04:04
」
5
. [Count Start]
ボタン を 押し て カウント・ ス タ ート 機
能をオンにします(ボタン点滅)。
6
. [
●
]
ボタン、
[ ]
ボタンの順に押して録音を開始
します。
2
小節分のカウント音が鳴った後に、録音が開始します
(
[Count Start]
ボタン消灯)。
ディスプレイにソング・ポジションが時間表示になります。
7
.
楽器を演奏します。
8
.
演奏が終了したら
[ ]
ボタンを押して録音を停止
します。
録音したソングにオーバーダビングする
オーバーダビングとは、すでに録音したデータに、さらに
演奏を重ねて録音することです。
1
2
2
2 2
2,3,5
2
2