TPP0101 および TPP0201 シリーズ受動プローブ(100 MHz/200 MHz 10X)に関する情報
プローブとオシロスコープの接続
以下の図に示すようにプロ
ーブを接続します。
プローブの補正
オシロスコープの入力特性には個々に差異があるため、オシロスコープ上で
プローブをあるチャンネルから別のチャンネルに接続し直した後は、プローブ
の低周波数補正を調節しなければならない場合があります。
校正済みの 1 KHz 方形波(1 ms/div で表示)の立上りエッジと立下りエッジの
間で顕著な差異が認められる場合は、以下の手順を実行して低周波数補正
を最適化し
てください。
1. 測定に使用するオシロスコープのチャンネルにプローブを接続します。
2. オシロスコープのフロント・パネルにあるプローブ補正出力端子にプロー
ブを接続します。
警告:
感電を避けるために、オシロスコープの Probe Comp 信号への接続は、
この調節を行うときのみにしてください。
3. Autoset(オートセット)を押すか、その他の方法でオシロスコープを調節し、
安定した波形表示が得られるようにします。
4. 上部が完全に平坦な方形波(下図を参照)がディスプレイに表示されるま
で、プローブのトリマを調整します。
警告: 感電を避けるため、補正値の調節には絶縁の施された調節ツールの
みを使用してください。
70 TBS1000 Series Oscilloscopes Installation and Safety Manual