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Avid Technology Pro Tools SYNC HD - Bi-Phase;Tach; Bi-Phase;Tach signals

Avid Technology Pro Tools SYNC HD
166 pages
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Pro Tools | SYNC HD
ガイド
130
SYNC HD
オシレーターの調整
SYNC HD
には、内蔵の水晶発振器の周波数をキャリ
ブレートするための機能があります
これによって、
内部
/VSO
モードのとき、
SYNC HD
を非常に正確な
周波数リファレンスとして使用できます。
通常の使用方法では、
SYNC HD
を再キャリブレート
する必要はありません
各ユニットは出荷時に
+/-
5 ppm
100
万分の
1
)以内にキャリブレートされて
います。
以下の場合は、
SYNC HD
を再キャリブレートします。
5 ppm
以上の精度が必要とされる場合。
ユニットを特定の(規格外の)周波数と一致させる
必要がある場合。
コンポーネントの劣化を正確に補正するため。
元の出荷時の設定に戻すため。
発振器の分解能と安定性
SYNC HD
のキャリブレーションの単位は、サンプル
期間の
64
分の
1
です。
これは、
SYNC HD
ppm
1/3 ppm
100
万分の
0.33
)へキャリブレートするこ
とが理論上では可能であることを意味しています。
体は、温度の幅広い範囲にわたってキャリブレーショ
ンを維持します
水晶の劣化による長期間でのずれ
は、
1
年に
1 ppm
未満です。
これを見込んで、ほとん
どのデジタルオーディオ製品は
20
から
50 ppm
のず
れに対して正確に動作します
SYNC HD
の正確さは
ジッターが少なく、温度の変化に強い水晶発振器によ
るものです。
再キャリブレーション前の
SYNC HD
のウォー
ムアップ
キャリブレーションを開始する前に、
SYNC HD
の電源
入れ、少なくとも
5
分間のウォームアップを行っ
ください。
キャリブレーション処理中の室内(または
シャーシ)の温度は重要ではありません。
しかし、
3 ppm
を上回る精度が必要な場合は、シャーシが通常の動作
温度になるまで
SYNC HD
を少なくとも
30
分は
ウォームアップしてください。
元のオシレーターキャリブレーション値は
SYNC HD
の下部パネルのファクトリーテッカー
に印刷されています。
SYNC HD
の発振器のキャリブレーションを出荷時
の設定に戻すには:
1
Set
を押してから、
VIdEo SY
Video System
LED
ディスプレイに表示されるまで
Up
]を
します。
2
Up
]スイッチを押さえます。
このスイッチを押さ
えたまま、
Clock Reference
]スイッチを短く押
し、その後両方のスイッチを放します
LED
タイム
コード・ディスプレイに
OSC CAL
と表示され
ます。
3
Set
]を押します。
LED
タイムコード・ディスプ
レイに現在のパラメーター値が表示されます。ここ
には、
-0999
から
0999
までのサンプルレート周波
数の偏差が表示されます。
4
SYNC HD
の下部パネルのファクトリー・ステッ
カーに印刷されている
Oscillator Calibration
を控えておきます。
5
Down
]と[
Up
スイッチを使用しパラメー
ター値をスクロールします。
6
ステッカーに印刷されている値と一致する値に
なったら、
Set
]を押します。
7
Set
]を押します。
LED
タイムコード・ディスプ
レイに[
O5C CAL
]と表示されます。
8
Down
]スイッチを押して[
OSC CAL
]を終了
します。
発振器の再キャリブレーションは、ファームウェ
アの更新中または
SYNC HD
を出荷時のデフォ
ルトへリセットしたときは行われません(「出荷
時設定の復元」
131
ページ)をご参照ください)

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