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Avid Technology Pro Tools SYNC HD - 第 6 章 追加同期情報; ビデオと Vitc 信号

Avid Technology Pro Tools SYNC HD
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6
章:
追加同期情報
133
6
章:
追加同期情報
ビデオと
VITC
信号
ブラック・バーストとハウス・ビデオ・リファレンス
ブラックバースト信号は、基本的に位置のない
ビデオ信号です。
他の「共有の」ビデオ信号と同じ様に、
バッファーと分配が正しく行われたソース(ビデオ分
配増幅器やチェーン内の別の機器のハウス・ビデオ
リファレンス
/
ブラックバースト出力など)からビデ
オ信号を受信するようにしなければなりません。
ハウス・ビデオ・リファレンス(ブラック・バー
スト)の代わりにビデオへ同期する
SYNC HD
をハウス同期でなくビデオ信号へ同期さ
せる理由はいくつかあります。
ハウス・ビデオ・リファレンスが使用できないとき
Pro Tools
(または他の機器)をビデオへに同期する
とき、かつ以下のいずれかの場合はビデオ信号へ同期
します。
ハウス・ビデオ・リファレンスがない。または
ハウス・ビデオ・リファレンス入力と同期機能のな
い機材(民生クラスの
VCR
やコンピュータ・ベー
スの入門レベルの編集システムなど)を使用している。
単純なセットアップ
1
2
台の
VTR
Pro Tools
SYNC HD
を使った小規模のセッティングでは、ク
ック・リファレンスとしてビデオ信号が十分に使用で
きる場合が多いです
この場合は、クロック・リファ
レンスとしてビデオ信号を使用して正しい同期を得る
ことができます。
VITC
をクロック・リファレンスに使用できない
理由
VITC
自体は、クロック情報をタイムコード情報の一
部として直接提供せず、位置情報のみを提供します
しかし、
VITC
は常にビデオ信号に埋め込まれている
ため、
Video In
(またはスタジオがハウスビデオ
リファレンスを使用している場合は
Video Ref
)を
クロックリファレンスとして選択することにより
そのビデオ信号をクロック・リファレンスとして使用
することができます。
VITC
タイミング・ルール
VITC
を生成または再生成する際には、以下のルール
が適用されます。
再生成されるか生成されるかに関係なく、挿入さ
VITC
はモノトニックでなければなりません。
モノトニックとは、フレーム・アドレスの繰り返しや
飛びがなく、
VITC
が滑らかに昇順または降順になっ
ていることをいいます。
モノトニックにするには、外部
ポジショナル・リファレンス再生成中)またはク
ロック・ソース(ジェネレータ・プリセット・モード
の場合)が
VITC
が挿入されるビデオ信号と同期し
ている必要があります。
VITC
タイミング・ルールの例
たとえば、
3/4
インチの
U
マチック
VTR
からのポジ
ショナルリファレンスとして
LTC
を使用している
場合、その
VTR
SYNC HD
に適用しているビデオ
信号を参照しなければなりませ
別の例として
ジェネレータ・プリセット・モード(ポジショナル
リファレンス
=
生成)の場合、内部のクロックリファ
レンスを選択するべきではありませんこれは
SYNC HD
の内部クリスタルが供給されるビデオ信
号と非同期で動作することにより、フレーム・アドレ
スの繰り返しや飛びが生じるためです。

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