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3-6. 自動診断機能
このテストモードは,CREC,CPLAYを自動で行い,主に光ピックアップの特性確認を行います。このテストモードを行うには,
まずレーザパワーの確認が出来ているということが条件になるので,レーザパワーチェックとIopCompareを行ってからAUTO
CHECKをおこなって下さい。
操作方法:
1.
YESボタンを押します。このときLDPWRミチェックと表示されたらレーザパワーチェックを行っていないというこ
となので,まずレーザパワーチェックとIopCompareを行いもう一度手順1.からやり直してください。
2. ディスクがメカデッキの中に入っている場合,そのディスクは強制的にイジェクトされます。DISCINの表示がでるの
で,記録してもよいテストディスク(MDW-74/GA-1)を入れてください。
3. 手順2.でディスクがローディングされると,自動的にチェックが始まります。
4. XXCHECKと表示されているとき ,XX に相当する項目のチェックを行っています。
06CHECKが終了すると,手順2.で入れたディスクがイジェクトされます。ここで,DISCINと表示されるので,チェッ
クディスク(MD)TDYS-1 を入れてください。
5. 手順4.のディスクがローディングされると,07CHECKから自動的にチェックが再開されます。
6. 検査項目12までが終了すると,チェックOKあるいはNGが表示されます。全ての項目がOKのときCHECKALLOKと表
示され,項目のうち一つでもNGのときはNG:xxxxと表示されます。
CHECKALLOKと表示したときは光ピックアップに問題は有りません。他のスピンドルモータ , スレッドモータ等の動作
確認をして下さい。
NG:xxxxと表示したときは光ピックアップに不具合が有ります。光学ピックアップの交換をして下さい。
3-7. INFORMATION
ソフトウェアのバージョンを表示します。
操作方法:
1.
INFORMATIONと表示されているときに、YESボタンを押します。
2. ソフトウェアのバージョンが表示されます。
3. MENU/NOボタンでこのモードを終了します。
3-8. MEMORYNGの表示が出たときの対応
不揮発メモリのデータに異常があった場合MDデッキは動作を続けないようにE001/MEMORYNGと表示します。この
場合速やかにテストモードに入り次の作業をおこなってください。
操作手順:
1. テストモードに入る。(3-2参照)
2. 通常はテストモードのモードを選択する表示になりますが,不揮発に異常がある場合は次のように表示されます。
INITEEP?
3.
ここで,xボタンとEJECTAボタンを2重押しします。
4.
lAMSL つまみを回してMDM-7SCを選択します。
5.
lAMSL つまみを押します。不揮発の書き換えに成功したら通常のテストモードへ戻りテストモードのモード選択
の表示になります。