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9. 次にYESボタンをもう一度押してLD7.0mW$□□
と表示させる。
この時レーザパワーメータ,デジタルボルトメータの読
みが規格値であることを確認する。デジタルボルトメー
タの読みを書き留めておく。
規格値:
レーザパワーメータの読み: 7.0mW±0.2mW
デジタルボルトメータの読み:
光ピックアップのラベル表示値±10%
10.
MENU/NOボタンを押してLDPWRCHECK(C13)
と表示させレーザ発光を止める。
(MENU/NOボタンはいつでも受け付け , レーザ発光を
止めます)
11. lAMSL つまみを回しIopWrite(C05)を表示
させる。
12. YESボタンを押しRef=@@@.@(@は任意の値)と
出たらYESボタンを押しMeasu=@@@.@(@は任意
の数字)と表示させる。
13. 変更可能な数字が点滅する。9.の手順で書き留めておい
たIopの値を入力する。
数字の選択 : lAMSL つまみを回す
桁の選択 : lAMSL つまみを押す
14.
YESボタンを押すとComplete!の表示が一瞬現れ,値
が不揮発メモリに記録される。その後表示がIopWrite
(C05)となる。
注:
9 手順の後 ,次にYESボタンを押す度にLD0.7mW
$□□,LD6.2mW$□□,LDWPホセイ$ □□と
表示が切り替わりますが特に何もする必要は有りませ
ん。
4-8. IopNVSave
IopCompare(C27)を行う為の基準値を不揮発メモリに書
き込みます。基準値を書き換えることになりますので ,
OP 交換時等レーザパワー調整時および IC102 交換時以外は
行わないようにして下さい。OP の劣化判定を誤ることにな
ります。
注: 光ピックアップ自体の温度がほぼ室温の状態で行うよ
うにして下さい.
操作方法:
1.
lAMSL つまみを回し ,IopNVSave(C06)と
表示させる。
2. YESボタンを押すとIop[stop]と表示される。
3.
その後表示がIop=xxsave?と変わるのでYESボタン
を押す。
4. Complete!を一瞬表示した後Iop7.0mWに表示が変
わる。
5.
Iop=yysave?に表示が変わったら,YESボタンを押す。
6. Complete!が表示されれば終了です。
4-9. 調整箇所
[BD基板](SIDEA)
[BD基板](SIDEB)
注:波形確認する場合は,BD基板波形確認用治具を使用す
ると便利です。(サービスノート4ページ参照)
KMS-260B
27X40
B0825
この場合はlOP=82.5mA
lOP(mA)=デジタルボルトメータの読み(mV)/1(Ω
D101
IC151
23 1 27 1
1
7
IC101
CN101
CN103 CN102
IC195
IC190
CN105
IC102
*
注
IC152