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4-5. Iop情報の記録と表示
不揮発メモリにIopデータを記録することが出来ます。記録
するデータは光ピックアップのラベルに書かれているIopの
値と調整後のIop値です。記録しておくことにより光ピック
アップに書かれているラベルの値を見る必要が有りません。
記録の方法:
1.
lAMSL つまみを回し,IopWrite(C05)を表示
させYESボタンを押す。
2. 表示がRef=@@@/@(@ は任意の数字)となり , 変更
可能な数字が点滅する。
3. 光ピックアップに書かれているIop値を入力する。
数字の選択 : lAMSL つまみを回す
桁の選択 : lAMSL つまみを押す
4.
YESボタンを押すと表示がMeasu=@@@.@(@は任
意の数字)となる。
5. 4.の値は調整結果を記録するのでここでは数値のままに
してYESボタンを押す。
6. 一瞬Complete!の文字が表示される。値が不揮発メモ
リに記録され,その後表示がIopWrite(C05)となる。
表示の方法:
1.
lAMSL つまみを回しIopRead(C26)を表示
させる。
2. @@.@/##.#と表示が現れ,記録されている内容が表示
される。
@@.@:光ピックアップに記載されているIop値
##.#:調整後のIop値
3.
終了させる場合は lAMSL ボタン,またはMENU/
NOボタンを押し ,IopRead(C26)と表示させる。
4-6. 温度補償オフセット調整
その時点の温度データを25℃基準データとして不揮発メモリ
にセーブします。
注:
1. 通常この調整は行わないで下さい.
2. この調整を行う際の周囲温度は22〜28℃の範囲で行うよ
うにして下さい。また,セットの内部温度が周囲温度と同
じ22〜28℃の状態である電源投入直後に行って下さい。
3. D101交換後は,部品の温度が十分周囲温度になってから
この調整を行って下さい。
調整方法:
1.
lAMSL つまみを回し,TEMPADJUS(C03)を
表示させる。
2. YESボタンを押しTEMPADJUS(C03)モードを選
択する。
3. TEMP= □□[OKと現在の温度データが表示される。
4.
データセーブするとき YESボタン
データをセーブしないとき MENU/NOボタンを押す。
5.
YESボタンを押したときは TEMP=□□SAVEと表
示した後TEMPADJUS(C03)の表示に戻る。
MENU/NOキーを押したときはすぐにTEMPADJUS
(C03)の表示に戻る。
規格値:
TEMP=□□の値がE0〜EF,F0〜FF,00〜0F,10〜1F
および20〜2Fの範囲内であること。
4-7. レーザパワー調整
調整の前に:
光ピックアップのIop値を確認しておいて下さい。
(4-5.Iop 情報の記録と表示を参照)
接続:
調整方法
1. レーザパワーメータをディスク挿入口から挿入し,光
ピックアップの対物レンズ上にセットする。
デジタルボルトメータをBD基板のCN1051pin(I+3V)
と2pin(IOP)に接続する。
2.
次に lAMSL つまみを回しLDPWRADJUS
(C04)と表示させる。
3. YESボタンを一度押しLD0.9mW$□□と表示させ
る。
4. レーザパワーメータの読みが0.85〜0.91mWになるよう
に lAMSL つまみを回す。レーザパワーメータの
レンジつまみを10mWにセットしてから,YESボタンを
押して,不揮発メモリに調整結果をセーブする。
(このとき一瞬LDSAVE$□□と表示されます)
5. 次にLD7.0mW$□□と表示させる
6. レーザパワーメータの読みが6.9mW〜7.1mWになるよう
に lAMSL つまみを回しYESボタンを押してセー
ブする。(このとき一瞬LDSAVE$□□と表示され
ます)
注:7.0mWの発光は連続15秒以上行わないで下さい.
7. 次に lAMSL つまみを回しLDPWRCHECK
(C13)と表示させる。
8. YESボタンを一度押しLD0.9mW$□□と表示させ
る。この時レーザパワーメータの読みが0.85〜0.91mWで
有ることを確認する。
光ピックアップ
対物レンズ
メータ
+
-
BD基板
デジタルボルト
メータ
CN105pin
1
(I+3V)
CN105pin
2
(IOP)