オプシ
ョン
説明
rCL 記録された最新の 10 個の測定値を表示します。 を押して、記
録された測定値を表示します (01—最新の測定値、10—最も古い
測定値)。 を押して、測定値をスクロールします。測定値を番号
で選択するには、 を押して、番号を選択して を押します。
を押して、このオプションを終了します。
SCA 単波長モデルには適用されません。
3. を押して、測定モードに戻ります。
測定
比色法の基礎
比色法は、液体などの透明な媒体の色量を測定して、液体中の特定の物
質 (分析物) の量を識別する測定法です。通常、分析物の濃度は、透明
な媒体 (溶液) の色の強度に比例します。ほとんどの測定法で、色が濃
い方が分析物の濃度が高いことを示します。
溶液によって吸収される光の量の測定には、通常、特定の波長での吸光
度 (Abs) が使用されます。吸光度 (Abs) は次のように計算します。
Abs = –log T または Abs = –log (I
T
/I
O
)
ここで、
T = 透過率
I
T
= 試料を通り抜ける光の強度
I
O
= 試料に入る光の強度
染料やさまざまな金属イオンなど、一部の物質は固有な色を有してい
て、付加物なしで測定することができます。ほとんどの場合、測定可能
な有色生成物を得るには、指示薬と分析物間の化学反応が必要です。
色量 (吸光度として測定される) と既知の試料濃度の関係が特定されれ
ば、装置を使用して未知の試料の濃度を測定できます。ユーザー入力の
校正曲線を使用して、試料の濃度を測定します。
装置は溶液が吸収する光の量を測定し、試料中の色量を特定します。光
の吸収は、光の波長と溶液の色に依存します。LED 光源と干渉フィル
ターの組み合わせにより、測定波長が設定されます。
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