RAY26P-xxxxx5
RAY26P-xxxxx9
1. ブランキングに適した高さ (例: 3 mm) を有する対象物 A を、RAY26 の前の
光の帯の中に配置します。
2. RAY26 のティーチングを行うと、使用準備完了状態になります。
3. 対象物を光の帯から取り除きます。
これで、この領域 (B = 対象物高さ A) が検出用にブランキングされた状態にな
ります。
コンベアベルトが少し上昇した場合には、検出されません。
今後は、例えば RAY26P-xxxxx5 (MDO: 5 mm) によって検出されるためには、
対象物の高さが約 8 mm である必要があります。光の帯に対象物 A がない状
態で RAY26 のティーチングを再び行うと、ブランキングした領域が消滅し、
再び検出可能になります。
コンベアブランキング、IO-Link 経由
RAY26P-xxxxx3
ベルトのブランキングにより、ベルト真上の検出範囲 (A = レベルあたり約 1 mm)
を段階的に無効にすることが可能です。これによって (センサの偽信号の原因とな
る) ベルトの影響を抑制することができます。ベルトブランキングの設定は IO-
Link から Index 238 で行うことができます。
設定後、センサーに指示を再度与える必要があります(インデックス 2、値 65)。
表 63: Index 238
ISDU
名前
データ
タイプ
長さ
アクセ
ス
デフォ
ルト値
値/範囲
インデック
ス
サブ
イン
デッ
クス
10 進
数
16
進数
238
0xE
E
- ベルトのブランキング UINT 8 ビット
読込/
書込
0
0 = 無効
1 = レベル 1
2 = レベル 2
3 = レベル 3
4 = レベル 4
84 コミッショニング
140
8022178.18JF 02.07.2020 | SICK
Subject to change without notice