12.10 Audio Sync と AES Sample Rate
「Setup」スクリーンキーを押し、「Audio」タブ、「Audio Sync」タブの順にタッチして、クロック
ソースとAESデジタル出力サンプルレートオプションを表示します。
Audio Clock Source –
• 「Audio Clock Source」の値をタッチして、ソースを選択します。
Internal = 内部クロックに同期します。
SLink = SLinkポートが受信しているデジタルクロック信号に同期します。
I/O Port = 装着されたオプションカードのポートで受信されるデジタルクロック信号に
同期します。
• 「Apply」ボタンをタッチして、変更を適用します。
正常に同期されると、ソース選択の右側にグリーンのチェックマークが表示されます。適切
にクロックが受信されていない場合、ソース選択の右側とSQタイトルバーに赤い×が表示
されます。
• SQを拡張ユニットの有無にかかわらずスタンドアローンシステムとして使用する場合、
「Internal」をクロックソースとして選択します。
• SQとSQの直接接続では、一方のコンソールをマスター、もう一方のコンソールをスレー
ブと見なします。マスターは、スレーブが接続されているポート以外のすべてにクロック
を供給でき、スレーブはマスターが接続されたポートにクロックを供給します。
• Quに直接接続する場合、Quが接続されているポートをクロックソースとして使用する必
要があります。
• 別のシステムまたはサードパーティのオーディオネットワーク(DanteやWavesなど)に接
続する場合、ネットワーク上で1つのマスタークロックソースを決定し、他のすべてのユ
ニットがそれに同期する必要があります。
SQは同期しているクロックソースが48kHzの場合でも、内部は常に96kHzで動作します。
クロックの問題は、クリック音およびポップ音を発生する可能性があります。
AES Out –
必要に応じて、デジタルAES出力のサンプルレートを変更できます。
• 「Sample Rate」値をタッチして、オプションを選択します。
AES Output Sample Rate = 44.1kHz, 48kHz, 88.2kHz, 96kHz
• 「Apply」ボタンをタッチして、変更を適用します。