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第
2
章 基本測定
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危険
・電流測定のファンクションに電圧を入力しない
でください。本器を破損し、人身事故になりま
す。
・電気事故を防ぐため、測定回路の電源を一度切
ってから、テストリードを接続してください。
警告
・電気事故を防ぐため、600 V 以上の電位の場合、
回路内の電流測定はしないでください。電流フ
ァンクションの過負荷保護は、DC600 V または
AC600 Vrms です。
2.5
交流/直流電流測定
(1) ファンクションスイッチを「A」にセットします。
(2)
SHIFT
キーを押すごとに交流( )/直流( )
が切り換わります。
(3) 黒色のテストリードを COM 端子に、赤色のテストリー
ドを A 端子に接続してください。
(4) 測定対象回路にテストリードを接続し表示値を読みます。
(5)
RANGE
キーで測定レンジを切り換えることができます。
注記 読み値が 400 mA よりも低く、かつ、より分解能が必要
な場合には、測定対象回路からいったんテストリードを
離し、ファンクションスイッチを「mA」、または「μA」
にセットします。赤色のテストリードはファンクション
に合わせて mA、またはμA 端子に接続してください。