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半音単位のトランスポーズ設定
iRig KEYS PROのキーボードは、半音単位でトランスポーズすることができます。例えば、演奏が難しいキー(調)の曲
を、より簡単で弾き慣れたキーで演奏したい場合に、この機能は役に立つでしょう。
iRig KEYS PROのトランスポーズ設定方法:
• EDITモードに入ります(入り方はこの第3章の最初をご覧ください)。
• G#4の鍵盤(TRANSP)を押すと、OCTアップ、ダウン・・ボタンが光ります。
• キーボード上のどれかのノートを押してください。するとそのときに押したノートが、iRig KEYS PROでCキー
を押したときに送信されるノートに設定されます。
その後PROGアップ、ダウン・ボタンが光り、リセットMIDIメッセージが送信され、iRig KEYS PROはEDITモードを自動
的に抜けます。
例)
D#のキーで録音された曲を演奏する必要があって、その曲をキーボード上ではCキーとして演奏したい場合は、次
の よう に 設 定 してくだ さ い:
• EDITモードに入ります。
• G#4の鍵盤(TRANSP)を押します。
• キーボード上でD#キーを押します。
これでトランスポーズ設定が完了し、キーボード上のCの鍵盤を弾くと、iRig KEYS PROは実際にはD#のMIDIノートを
送信するようになります。その他の鍵盤も同様にトランスポーズされます。
iRig KEYS PROセッティングのリセット
iRig KEYS PROは、工場出荷時の状態に戻すリセットをすることができます。これは、SET機能を使って保存した4つの
セッティングの中から特定のセッティングだけに対しても行うことができますし、SET機能を使用しないモード(no
SETモード)でのリセットを行うこともできます(詳しくは「4. SET機能」をご覧ください)。
iRig KEYS PROのファクトリー・リセット方法:
• SET機能によって保存したSET(セッティング)の中で、リセットを行いたいセッティングを読み込んでくださ
い。読み込まない場合はSET機能を使用しないモード(NO SETモード)のリセットが行われます。
• EDITモードに入ります(第3章の最初をご覧ください)。
• A#4の鍵盤(RESET)を押すと、PROGアップ、ダウン・ボタンが光り、セッティングがファクトリー・リセットさ
れ、iRig KEYS PROはEDITモードを自動的に抜けます。