Micro GC 3000A Operating Manual
トラブルシューティング
メソッドの問題
3.
新しいメソッドはすべて、セリティケミカルによって自動的に別名で保存
されます。このため、元のメソッドの値は変更されません。新しいメソッ
ドが保存されると、新しいメソッドがアクティブメソッドになります。
作業を続ける前に、焼出を完了し、圧力と温度の調整を済ませておきます。
リキャリブレーション
圧力と温度の変化によってピークリテンションタイムが大きく移動し、新し
い RT とピークウィンドウが必要になることがあります。その場合は、リキャ
リブレーションが必要です。
真空システムの確認
1.
2.
3.
4.
外付吸気口フィルタアッセンブリやサンプル調整装置を GC の吸気口か
ら取り外します。
前面の吸気口に真空圧力計を接続します。
セリティケミカル上で、サンプリング時間を 30 秒に設定します。
ブランク分析を開始して、真空レベルを監視します。真空ポンプがオン
になった後、オフになる音が聞こえるはずです。真空ポンプがオンの間、
新しい GC の圧力は、およそ次の表 23 のようになります。
表 23. 予想真空レベル
kPa (psi)*
2 (0.3)
2 (0.3)
2 (0.3)
インジェクタタイプ
バックフラッシュ
固定量
可変 / 時限式
* 10 秒以上おいて測定
真空レベルが低い場合、またはポンプがオンにならない場合は、インフィ
コンに問い合わせてください。
5.
真空システムが正常な場合は、通常の吸気口フィルタまたは調整装置を
再度取り付けます。
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