Micro GC 3000A Operating Manual
操作
マイクロ GC 3000A ポータブル
10. 分析が完了したら、サンプル容器の止め栓を閉じます。
11. 安全弁を Vent 側に回してシステムの背圧を解放してから、安全弁を閉
じます。
12. サンプル容器をフィルタディスコネクトアッセンブリから取り外しま
す。
13. 手順 4 〜 12 を繰り返して、次のサンプルを分析します。
マイクロ GC 3000A ポータブル
マイクロ GC ポータブルにはキャリアガスボンベとバッテリーが内蔵されて
いるので、特別な取扱手順と注意が必要です。
一般情報と注意
内蔵キャリアガスボンベには、決して水素ガスを充填しないでください。密
閉された GC への漏出によって爆発性の混合気が生成されることがありま
す。
マイクロ GC ポータブルを立てて ( 背面パネルを下にして ) 操作しないでくだ
さい。空気弁が正しく機能しないことがあります。
バッテリーの使い方
バッテリーが約 70% 放電すると、フロントパネルの電源スイッチ LED が点滅
を開始します。できるだけ早くバッテリーを充電する必要があります (51ページ
の「バッテリーの充電」を参照 )。
バッテリーの寿命を長くし、最適なパフォーマンスを得るために、以下の内容
を確認してください。
•
3000 マイクロ GC ポータブルは、可能な限り 15 VDC 電源に接続して
使用してください。これにより、内蔵バッテリーの寿命が長くなり、充電
の頻度を少なくすることができます。
マイクロ GC ポータブルは、内蔵バッテリーまたは充電器を使って動作
させることができます。内蔵バッテリーは、
中程度のクロマトグラフの条件で 3、4 時間稼働する電力を供給します。
•
• 「焼出」や「カラム調整」などのように高温で使用する場合は、GC を充電
器から実行して電源を確保します。
•
GC は、バッテリーを保護するためにバッテリーが完全に消耗する前に停
止することに注意してください。
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