Micro GC 3000A Operating Manual
GC の理解
EPC( 電子式圧力制御 )
検出
カラムで分離された後、サンプルガスは TCD 内を通過します。キャリアガスと
サンプルガスは、個別にこの検出器に送り込まれ、それぞれ異なる加熱されたフ
ィラメント上を通過します。サンプル分子の熱伝導率が異なるので、サンプルフ
ィラメントを参照値またはキャリアフィラメントと比較する際に電気抵抗が変
化します。
EPC( 電子式圧力制御 )
この装置は、分析中および分析と分析の間に温度、圧力、および流量をオペ
レータの介入なしに正確に電子的に制御します。
リモートコネクタ
通常、セリティの制御を使用すると、GC の作業リストのステータス( 開始、停止、
一時停止 ) と GC の準備待ち状態に応じて、分析が自動的に開始および終了しま
す。外部デバイスを使って分析を開始およびキャンセルするには
1.
必要に応じてデジタル I/O モジュールアクセサリ (G2847A) を取り付け
ます。これは、GC に REMOTE コネクタがある場合に取り付けることが
できます。
それぞれの取り付けに適したコントロールモードを決定して実装しま
す。31 ページの「コントロールモードの選択」を参照してください。
セリティケミカルで、リモートスタート / キャンセル機能を必要とする
各サンプルに対して [ 装置の開始を待つ ] を有効にします。
2.
3.
コントロールモードの選択
リモートスタート / キャンセル機能を実装するには、 つの同等のケーブル回3
路があります。同じ入出力回路が 2 つあります。図 17 に、GC の内部リモー
トスタート / キャンセル回路とともにこの 2 つの回路を示します。コネクタ
ピンの機能については、33 ページの図 18 を参照してください。
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