Micro GC 3000A Operating Manual
操作
マイクロ GC 3000A ポータブル
5.
ボンベ再充填キットのニードル弁を部分的に開き、背面パネルの 1/8 イ
ンチの継手を通して漏れるガスの音を聞きます。これにより、ボンベ再
充填キットの移送管をパージし、GC への空気の混入を防止できます。
移送管を完全にパージしたら ( 約 15 秒 )、マイクロ GC ポータブルの背
面パネルの 1/8 インチ継手を締め、ボンベ再充填キットのニードル弁が
固定されるまで回します。 キャリアガスボンベが完全に空になっていGC
ない場合、または別のキャリアガスに変更しない場合は、手順 13 に進み
ます。
キャリアジャンパチューブを背面パネルの CARRIER IN ポートに固定し
ている Swagelok 継手をゆるめます ( 図 33)。これにより、再充填キット
の空気をパージできます。また、マイクロ GC ポータブルのキャリアガ
スボンベから空気またはその他のキャリアガスをパージすることもでき
ます。
マイクロ GC ポータブルのキャリアガスボンベに不要なキャリアガスが
入っている場合は、この時点でフロントパネルの Carrier On/Off 制御バ
ルブをゆっくりと On の位置に回して空にします。ガスが漏れる音が聞こ
えなくなったら、Carrier On/Off 制御バルブを Off の位置にします。
ボンベ再充填キットの圧力計の圧力が増加し始めるまでキットのニード
ル弁をゆっくりと開きます。
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8.
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10. 約 500 psi に到達したら、Carrier On/Off 制御バルブを On の位置にしま
す。キャリアジャンパチューブの終端からガスが噴出するのが聞こえま
す。ゲージ針がゼロに戻ったら、Carrier On/Off 制御バルブを Off の位置
にします。圧力計の針が再び上昇を始めます。ゲージ針が再び 500 psi に
到達したら、手順を繰り返します。最良の結果を得るために、GC キャリ
アガスボンベは上記の方法で少なくとも 3 回パージする必要がありま
す。
11. ボンベ再充填キットのニードル弁を閉じます。
12. キャリアジャンパチューブ ( 図 33) と GC の背面パネルの間の Swagelok
接続を締めます。
13. ボンベ再充填キットの圧力計を確認します。ボンベ再充填キットのニー
ドル弁を部分的に開きます。ゲージの圧力が 1500 〜 1800 psig になった
ら、ボンベ再充填キットのニードル弁を閉じます。1800 psig (12,405 kPa)
を超えないようにしてください。
警告
充填中に GC のタンクの圧力が 1800 psig (12,405 KPa) を超えた場合は、ボン
ベ再充填キットの安全弁から排気音が
聞こえます。供給タンクの圧力が 1800
psig/12,405 KPa になるまで、大きなノイズが続きます。
14. 供給タンクのバルブを完全に閉じ、GC のバックパネルの 1/8 インチ
チューブを外します。
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