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Demi
Plus
は、下記に定める電磁環境下で使用するように設計されています。 Demi
Plus
のお客様または使用者は、定められた環境で使用す
ることを約束するものとします。
ガイダンスおよび製造者による宣言 - 電磁放射
放射テスト コンプライアンス水準 電磁環境 - ガイダンス
RD放射
CISPRA 11
グループI
Demi
Plus
は、内部機能のためにのみラジオ周波エネルギーを使用します。
したがって、ラジオ周波放射は非常に低く、近辺の電子装置に何らかの妨
害もおよぼす可能性はほとんど考えられません。
RD放射
CISPRA 11
クラスB
Demi
Plus
は、住宅設備、および建物や住宅用の電源を供給する商用低電
圧配電網に直接接続された設備を含むすべての設備での使用に適して
います。
高調波放射 クラスA
電圧変動/フリッカー放射
IEC 60601-3-3
適合
ガイダンスおよび製造者による宣言 - 電磁環境耐性
耐性テスト コンプライアンス水準 電磁環境 - ガイダンス
静電放電 (ESD)
IEC 61000-4-2
+/-4kV 接触放電
+/-8kV 気中放電
床は木製、コンクリート、またはセラミックタイルとするものとします。 床
に合成材料が使われている場合は、相対湿度を30%以上にする必要があ
ります。
電気的ファーストトランジェント/バースト
IEC 61000-4-4
+/-2kV 電源供給ライン
+/-1kV 入出力ライン
幹線電源は、一般的な商用電源または病院環境相当の品質が必要です。
サージ
IEC 61000-4-5
+/-1kV ディファレンシャル
モード時
+/-1kV コモンモード時
幹線電源は、一般的な商用電源または病院環境相当の品質が必要です。
電圧降下、瞬断
電源供給ラインの電圧変動
IEC 61000-4-11
30%UT (0.5サイクル)
60%UT (5サイクル)
<5%UT (5秒)
幹線電源は、一般的な商用電源または病院環境相当の品質が必要です。
注記: UTはテストレベル適用前のAC幹線電源電圧です。
電源周波数 (50/60Hz) 磁界
IEC 61000-4-8
3A/m 電源周波数磁界は、一般的な商用または病院環境に特有の水準である必
要があります。
伝導無線周波
IEC 61000-4-6
放射無線周波
IEC 61000-4-3
10Vrms
150KHz~80MHz
10V/m
80MHz~2.5GHz
ポータブルおよびモバイル無線通信機器を使用する際は、電源およびケ
ーブルも含めたDemi
Plus
のすべての部分から、送信機の周波数に適用される
方程式によって計算した推奨分離距離以内に近付いてはなりません。
固定無線送信機からの電界強度
1
は、実地電磁調査にる測定値が、各周波
数帯域における適合レベルより低くなければなりません
2
。
次の記号が表示された装置の付近では、干渉が発生する可能性がありま
す。
注記1: 80MHzおよび800MHzでは、より高い範囲が適用されます
注記2: これらのガイドラインは、すべての状況に適用されるわけではありません。 電磁伝搬は、構造物、物体および人間の吸収と反射の影響を受けます。
1
無線(セルラー/コードレス)電話基地局の固定送信機や地上移動無線、アマチュア無線、AMおよびFM放送およびTV放送などの基地局からの電界強度は、理論的に正確に予
測することはできません。 固定無線周波送信機による電磁環境を評価するには、実地電磁調査の実施を考慮する必要があります。 Demi
Plus
の使用場所における測定電界強度
が、該当する上記の高周波適合レベルを超えている場合は、Demi
Plus
が正常に動作しているか確認する必要があります。 動作に異常が見られる場合は、Demi
Plus
の再設定や設
置場所の変更などの対策を講じる必要があります。
2
150kHz~80MHzの周波数帯域では、電界強度は10V/mより低くなければなりません。
Demi
Plus
は、放射無線周波妨害が規制されている電磁環境で使用するように設計されています。 Demi
Plus
のお客様または使用者は、通信機器の最大出力
に応じてポータブルおよびモバイル無線通信機器(送信機)とDemi
Plus
との間の距離を下記の推奨距離以上に保つことによって、電磁妨害を防止できま
す。
ポータブルおよびモバイル無線通信機器とDemi
Plus
間の推奨分離距離
送信機の放射最大出力
W
周波数に応じた分離距離
m
150kHz~80MHz
d =0.4 √P
80MHz~800MHz
d =0.4 √P
800MHz~2.5GHz
d = 0.7√P
0.01 0.1 0.1 0.1
0.1 0.2 0.2 0.3
1 0.4 0.4 0.7
10 1.3 1.5 2.2
100 4.0 4.0 7.0
定格最大出力が上記以外の送信機の推奨分離距離(d、単位:m)は、送信機の周波数に該当する方程式を用いて算出できます。ただし、Pは、送信機メーカーに基づいた送信機
の最大出力(単位:W)です。
注記1: 80MHzおよび800MHzでは、より高い周波数帯域の分離距離が適用されます
注記2: これらのガイドラインは、すべての状況に適用されるわけではありません。 電磁伝搬は、構造物、物体および人間の吸収と反射の影響を受けます。