[A]画像の調整−PICTUREADJメニュー
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第 2 章 メニュー
[A1]AUTO... メニュー
クロマ / フェーズ / マトリクスの自動調整を行います。
クロマ、フェーズのプリセットデータはデフォルト値(工
場出荷時の値:1000)に戻ります。
AUTOADJUST:自動調整を開始します。k[A11]
MATRIXVALUE:INPUT CONFIGURATION メ
ニューで設定しているマトリクスデータが表示されま
す。調整するマトリクスデータを変更する場合は
ITU601、SMPTE 240M、ITU709、USER 1 〜 5 から
選択します。
ITU601、SMPTE 240M、ITU709 が変更されている
場合は ITU601*、SMPTE 240M*、ITU709* と表示
されます。
マトリクスデータを変更した場合
マトリクスデータを変更し、MENU ボタンを押してメ
インメニューに戻るとき、次の変更確認メッセージが
表示されます。
CHANGEINPUTCONFIG?
MATRIXVALUE(1080/720)
変更前マトリクスデータt変更後マトリクスデータ
MATRIXVALUE(1035)
変更前マトリクスデータt変更後マトリクスデータ
MATRIXVALUE(480/576)
変更前マトリクスデータt変更後マトリクスデータ
OK:マトリクスデータを変更する場合は ENTER
(Ent) ボタンを押します。
INPUTCONFIGURATION メニューで設定している
マトリクスデータが変更後のマトリクスデータに置き
換えられます。
CANCEL:マトリクスデータを変更しない場合は
MENU ボタンを押し、メインメニューに戻ります。
マトリクスデータの調整値は残りますが、INPUT
CONFIGURATION メニューで設定しているマトリク
スデータは置き換えられません。
◆ INPUT CONFIGURATION メニューについては、「[C] 入力
チャンネルの設定− INPUTCONFIGURATIONメニュー」
(36 ページ)をご覧ください。
MATRIXRESET:マトリクスデータを工場出荷時の設
定値に戻します。
USER1 〜 5 または工場出荷時の設定値のときは、選
択することはできません。
次のメッセージが表示され、工場出荷時の設定値に戻
すかどうかの確認が行われます。
RESTOREFACTORYDATA?
OK:工場出荷時の設定値に戻す場合は ENTER(Ent)
ボタンを押します。
CANCEL:工場出荷時の設定値に戻さない場合は
MENU ボタンを押します。
COLORBAR:カラーバーを選択します。
FULLFIELD8:フルフィールド 100% の輝度順 8 色
カラーバー(白、黄、シアン、緑、マゼンタ、赤、
青、黒)(工場出荷時の設定)
SMPTE:SMPTE 標準カラーバー
EIA:EIA 標準カラーバー(480/60I、575/50I 信号の
ときのみ有効)
MULTIFORMAT:SMPTERP219/ARIBSTD-B28
で規格化されているカラーバー
• AUTO メニューで自動調整を行うときは、EXTSYNC ボ
タンを OFF(INTSYNC) に設定してください。
ON(EXTSYNC) にしておくと正しく自動調整が行われ
ず、誤動作の原因となります。
• INPUTCONFIGURATION メニューの FORMAT メ
ニューで設定している信号フォーマットが、4:4:4RGB ま
たは RGB のとき、MATRIXVALUE および MATRIX
RESET は選択できません。
[A11]AUTOADJUST メニュー
自動調整が行われます。(自動調整には時間を要します。終
了するまでお待ちください。)
途中で中止するには
MENU ボタンを押します。
[A2]MANUALADJUST メニュー
PHASE、CHROMA、BRIGHT、または CONTRAST つま
みを回して調整します。調整終了後、ENTER(Ent) ボタン
を押すと調整値が確定されます。
PHASE:xxxx
CHROMA:xxxx
BRIGHT:xxxx
CONTR:xxxx
マニュアル調整時、画面の表示文字を消したい場合は
CHAROFF ボタンを押します。画面から表示が消え、調整
しやすくなります。文字を表示させるには、再度 CHAR
OFF ボタンを押します。
デフォルト値に戻すには
対応する MANUAL ボタンを押すと、デフォルト値(工場
出荷時の値)1000 に戻ります。
途中で中止するには
MENU ボタンを押します。調整したデータがキャンセルさ
れます。
調整データを確定するには
ENTER(Ent) ボタンを押します。
ご注意