4. 操作方法
No. 99MBC082B
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(8)公差設定(3 段選別)
3 段の公差判定結果が LED 及び I/O コネクタで表示/出力されます。
公差インジケータ 公差判定出力 (I/O)
測定値<S1 橙点灯
L1
S1≦測定値≦S4 緑点灯
L3
S4<測定値 赤点灯
L5
キー操作 対応する表示/出力
1
[LIMIT].
(下限値の設定)
公差インジケータ:橙点灯
公差設定モードに入り、直前の下限値が表示されます
2 [>]
[>]を押すと最上位桁が点滅し、プリセット値を入力
できる状態になります。
3 [>]×3 回
[>]又は[<]で点滅する桁を移動させます。
4 [∧]×1 回
[∧]又は[∨]を押して表示値を変更します。
最上位桁では0⇔9⇔−0⇔−9⇔0と符号も含めて
変わります
5
[LIMIT].
(上限値の設定)
公差インジケータ:赤点灯
[LIMIT]で上限値の設定に移ります。
6
[∧],[∨]
[>],[<]
2、3,4と同じ手順で設定を行います。
途中でキャンセルする時には[ZERO]で計数状態に
戻ります。
7 [LIMIT].
[LIMIT]で公差設定を終了しバー表示した後
計数表示となります。
5段選別:パラメータ切替で5段選別も可能です。この場合、設定公差は3段選別時と同様にS1、S2、S3、S4の順で設定し
ます。
公差インジケータ 公差判定出力(I/O)
測定値<S1 橙点灯 L1
S1≦測定値<S2 橙点滅 L2
S2≦測定値≦S3 緑点灯 L3
S3<測定値≦S4 赤点滅 L4
S4<測定値 赤点灯 L5
各設定値入力時の公差インジケータの表示は下記のようになります。
公差インジケータ
S1入力時 橙点灯
S2入力時 橙点滅
S3入力時 赤点滅
S4入力時 赤点灯
公差設定で下記以外の設定をした場合、エラーとなります。[ZERO]を押して、入力し直して下さい。
3段の場合:S1≦S2
5段の場合:S1<S2<S3<S4又はS1=S2=S3=S4
注記
一度セットしたプリセット、公差設定値、及びピークモードはバックアップメモリされ電源をO
FFしても有効です。