INPUT(入力)
「INPUT」ボタンで、収 録を行 うデッキ の 再生モ ードとソースモードを 切り替えます。「 INPUT」が 選
択されていると、HyperDeck Extremeは接続されたソースを表示します。
PREROLL(プリロール)
「PREROLL」を押 すと、テープデッキはイン点の前にあるプリロール のポイントまで 巻 き戻しを実 行し
ます。プリロールの長さは放送デッキで設定でき、多くの場合、最大5秒 で す 。例 え ば 、放 送 デ ッ キ で
プリロール を5秒 に 設 定 し て い る 場 合 、デ ッ キ ま た は HyperDeck Extreme Controlで「 PREROLL」ボ
タンを押すと、デッキは検索を実行し、該当のイン点の5秒前の位置に移動します。これは、信号をロ
ックして使用可能にするために時間を要するテープデッキでは重要な機能です。
EDIT(編集)
再生・収録ユニットでイン点/アウト点を設定したら、プリロールにキューイングし、収録を開始する自
動 編 集 を「 EDIT」 ボ タ ン で 実 行 で き ま す 。 収 録 中 、「 EDIT」ボ タ ン は 点 滅 し ま す 。
EJECT(イジェクト)
「EJECT」ボタンは、従来型のテープベースの放送デッキに接続しているか、HyperDeck Extremeな
ど の フ ァ イ ル ベ ー ス の デ ッ キ に 接 続 し て い る か に よ り 、機 能 の 仕 方 が 異 な り ま す 。
従来型の放送デッキ
「EJECT」ボタンを押すと、選択したプレーヤーまたはレコーダーからテープやカ
セット の 固 定 を 解 除 し、イジェクトしま す。タイム コ ード 表 示 は 、テ ープの タイム コ
ードからのリファレンスを使 用せずに、デッキのタイムコードを表 示し、アップデー
トしていきます。
HyperDeck
レコーダー
HyperDeckが 停 止 モ ー ド の 場 合 、「 EJECT」ボ タ ン を 押 す と 、ア ク テ ィ ブ な 収 録
ス ロ ット が 切 り 替 わ り ま す 。例 え ば 、HyperDeckのス ロット1が アクティブな状 態
で は 、ス ロ ッ ト 2に切り替 わります。HyperDeckが収録または再生モードの場合、
「EJECT」ボ タ ン を 押 す と 、収 録 / 再 生 が 止 ま り 、収 録 ス ロ ッ ト が 切 り 替 わ り ま す 。
こ れ は 、ワ ン ス テ ッ プ で 実 行 さ れ ま す 。
作業のこつ HyperDeckレコー ダー を HyperDeck Extreme Controlと共 に使 用してい る 場 合 、
HyperDeckレコ ー ダー のドラ イブ ス ロットに メディア が 入って い な い と「 EJECT」ボ タ ン が
点 灯しま す。
マルチデッキ機能の使 用
HyperDeck Extreme Controlのマルチデッキ機能を使 用すると、同時に複数のデッキをコントロール
して、再生や収録が実行できます。各デッキを個別に選択し、イン点またはアウト点を設定します。こ
れらは同じである必要はありません。異なるタイムコードのポイントを使用できます。あるいは、再生
を開始したい場所までスクラブすることも可能です。各デッキで個別に必要なタイムコードがすべて設
定 さ れ た ら 、 そ れ ら を 同 時 に 選 択 で き ま す 。「 PLAYBACK」ま た は「 RECORD」の 番 号 ボ タ ン 列 の 右 に
あ る「 M」キーを長押ししながら、接続されたデッキを選択して、同時に操作できるようにします。選
択されたボタンは点灯します。ボタンが点滅する場合は、デッキが接続されていないか、接続されて
いるポートが 認 識されていないことを意 味します。これは 、「EDIT」ボ タ ン を 使 用 し た 自 動 編 集 機 能 の
ような 精 度 は 得 ら れ な い ことに留 意してください 。
メモ
マルチデッキ機能を使用する際、タイムコード表示には、選択された中で最も番号の小
さいデッキの情報が表示されます。例えば、再生デッキとして2、3、4を選 択してい る 場 合、
タイムコード 表 示 に は デッキ 番 号 2に接続されたデッキの情報が表示されます。
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HyperDeck Extreme Controlのワークフロー