3
先ほど取り付けたケーブルタブ用挿入金具を、もう一方のユニットのケーブルブラケットの穴と揃え
ます。同 梱 の サ ポートブラケット用ネジ で 固 定しま す。ユ ニットを正しい 向きにひっくり返します。
4
同梱の補助金具用ネジを使用して、各ユニットの外側に補助金具を取り付けます。HyperDeck
ExtremeとHyperDeck Extreme Controlをラックマウントする 準 備 が 完 了しました 。
RS-422コントロール
RS-422とは?
RS-422規格は、シリアルデッキコントロールの放送規格で、1980年 代 初 頭 か ら 多くの 放 送 局 で 採 用
されています。数 多くのデッキ、リニアエディター、ノンリニアエディター、放 送 オートメーション製 品
などで使用されています。HyperDeckの全モデルは、この規格をサポートしているので、放送オー
トメーション、リモートコントロールシステム、編集システム、自由にデザインしたあらゆる種類のカ
スタムコントロールに組み込めます。
HyperDeck Extremeは、RS-422経由でAdvanced Media Protocol(AMP)か ら の フ ァ イ ル ベ ー ス の
コマンドもサ ポートしていま す。これ により、外 部 機 器 を 使 用して HyperDeckをAMPコマンドでコン
トロ ー ル で き ま す。操 作 で き る 機 能 は 、再 生 リスト へ の クリップ の 追 加 、次 の クリップ の ファイル 名 の
決定、単一のクリップまたはタイムラインのループ、再生リストのクリアなどです。
外部RS-422コントローラーを使 用する
HyperDeckの 全 モ デ ル は 、業 界 標 準 の Sony™互換RS-422デッキコントロールポートを 搭 載してお
り、RS-422に対応したリモートコントローラーに適切なピンで接続できます。
市販の9ピ ン ケーブル を 使 用 可 能 で す が 、ケ ーブル 両 端 の 同 じピ ン 番 号 同 士 が そ れ ぞ れ 接 続 さ れて い
る必要があります。カスタムケーブルを作成する場合は、同梱の接続図を参照してください。
RS-422コントロールを使 用することで、カスタムコントローラーの構築や、既存のRS-422コントロー
ルソリューションへ の HyperDeck Extremeの 統 合 が 可 能 で す。
例えば、HyperDeckの収録と再生の開始/停止や、ジョグ/シャトル機 能をリモートで操作できます。
サポートされているRS-422コ マ ン ド の リ ス ト は 、次 の「 対 応 RS-422コ マ ン ド 」セ ク シ ョ ン を 参 照 し て
ください。
226
RS - 422コントロール