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Roland RM-2 - Page 29

Roland RM-2
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29
すすんだ使いかた
リトリガー・キャンセル
1- 16
市販のドラム・トリガーを取り付けたス
ア・ドラムなどをたたいたときに、波形が乱
れているために、次の図の A 点でも誤って発
音してしまうことがあります(リトリガー)
fig.05-18
この現象は特に波形の消え際で起こりや
いものです。リトリガー・キャンセルは、こ
の波形の乱れを検出して、リトリガーが起こ
らないようにします。
値を大きくするとリトリガーしなくなり
すが、ドラムを速く連打したときに音が抜け
やすくなります。リトリガーが起こらないこ
とを確認しながら、できるだけ小さい値に設
定してください。
マスク・タイムでもこのような 2
鳴りの症状をなくすことができま
す。マスク・タイムはトリガー信号
を受信してから設定した時間内は次
のトリガー信号を検出しなくなるの
に対して、リトリガー・キャンセル
はトリガー信号レベルの減衰を検出
し、打撃されたときのトリガー信号
か、鳴らす必要のないトリガー信号
かを内部で判別してから発音させま
す。
設定のしかた
パッドをたたきながら、リトリガーしなくな
るまでリトリガー・キャンセルの値を上げま
す。
クロストーク・キャンセル
OFF, 20 - 80 (5 刻み )
同じスタンドに 2台のパッドを取り付けてい
る場合などに、一方のパッドをたたいたとき
の振動で、他方の音が誤って発音してしまう
ことがあります(クロストーク)誤って鳴っ
てしまうパッドのクロストーク・キャンセル
を調節すると、この現象を防ぐことができま
す。
値を大きくしすぎると 2つのパッドを同時に
たいたときに弱くたたいた方のパッドの
音が鳴りらなくなります。設定値は、クロス
ークが起こらない最小の値にしてくださ
い。設定値を「OFF」にすると、クロストー
クを防ぐ処理を行いません。
取り付けられている 2つのパッドの
距離を離してセッティングすること
により、クロストークを防ぐことが
できる場合もあります。
他のドラム音源に接続したパッドか
らのクロストークを防ぐことはでき
ません。距離を離してセッティング
してください。
設定のしかた
トリガー・インプット 1 のパッドをたたいた
ときにトリガー・インプット 2 のパッドの音
が鳴ってしまう:
トリガー・インプット 1 のパッドをたたきな
がら、トリガー・インプット 2 のパッドのク
ロストーク・キャンセルを設定します。設定
値を「OFF」から徐々に上げ、トリガー・イ
ンプット 1 のパッドをたたいてもトリガー・
インプット 2のパッドが鳴らなくなる値にし
ます。値を上げるほど、トリガー・インプッ
1からのクロストークを受けにくくなりま
す。
時間
A

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