1 689 989 185 2018-03-24| Robert Bosch GmbH
維持管理 | EPS 205 | 627 ja
6. 維持管理
6.1 クリーニング
湿った布(水と洗剤のみ)または合成洗剤で保護カバーのクリーニン
グを実施します。
! 保護カバーは、ガラスクリーナー等のアルコール系洗浄剤で洗浄して
はしいけません!
EPS 205の換気グリル、ハウジングおよび液晶ディスプレイは、必ず柔ら
かい布と中性洗剤を使って清掃してください。研磨洗浄剤やワークショッ
プ用の粗い布は使用しないでください。液晶ディスプレイのクリーニングに
は、清潔なタオルのみを使用します。
6.2 メンテナンス
すべての技術的装置と同じように、EPS 205も定期的に適切なメン
テナンスが必要です。メンテナンス間隔は、運転時間が1日8時間の
EPS 205に適用されます。
6.2.1 メンテナンス間隔
保守作業
毎日
*)
週に一度
*)
3か月に一度
*)
1年毎
*)
2年毎
*)
3年毎
*)
気密性テスト(オンラインヘルプを参照)
X X
換気グリルを洗浄する
(章 6.1を参照))
X X
高圧ホースラインを交換する
(章 6.2.2 を参照)
X
保護カバー接点をチェックする
(章 6.2.3 を参照)
X X
ホースラインをチェックする
(章 6.2.4 を参照)
X X
スプレーチャンバーとリングライトカバーを清掃す
る (章 6.2.5 を参 照)
X X
テストオイルとテストオイルタンクを洗浄する
(
章 6.2.6 を参 照)
X X
テストオイルタンクのサクションフィルタを交換
する
2)
(6.2.7 章を参照)
X X
流量計のラインフィルタ
1)
交換する(6.2.8 章を参照)
X X
コッグドベルトをチェックする(6.2.9 章を参
照)
X X
コッグドベルトを交換する
3)
(章 6.2.10 を参照)
X
インプットフィルタのフィルタエレメントを交換する
4)
(章 6.2.11 を参照)
X X
スイッチングバルブのふるいフィルタを交換する
4)
(章 6.2.12 を参照)
X
*)
顧客が実施する
**)
テストサービス/顧客サービスによる全般検査で実施する
1)
3ヶ月ごと、または200回のインジェクタの検査後に
2)
1年毎、または1500回のインジェクタの検査後に
3)
2年毎、または3000回のインジェクタの検査後に
4)
毎週または30回の洗浄されたインジェクタの検査後
6.2.2 高圧ホースラインを交換する
高圧ホースライン(60バールより大きい運転圧力)は、安全関連の
欠陥が検出されていない場合でも、3年後に交換します(高圧ホー
スラインの製造日を参照してください) 。
高圧ホースラインの交換(図 1、位置 10)は、顧客サービスによって
のみ行われなければなりません。
6.2.3 ホースラインをチェックする
すべてのホースライン(高圧ホースラインと低圧ホースライン)を常に
慎重に扱い、使用前に確認してください。検査時に損傷が見つかった
場合、ホースラインを交換する必要があります。
R ホースに裂け目、摩耗箇所やふくれ
R 折れ曲がったホースライン
R 動きがスムーズでないユニオンナットまたはクイックカップリング
R ホースラインの変形した、あるいは損傷を受けた接続サイド
(シーリングコーン、プラグニップル、など)
R フィッティングに漏れの箇所
R それによって強度が低下する場合、フィッティングに腐食、
! 損傷したホースラインを修復することはできません。
6.2.4 保護カバー接点をチェックする
コンポーネントの検査は、保護カバーが閉じた状態でのみ実施するこ
とができます。したがって、毎日保護カバーの接点をチェックする必要が
あります。
1. コンポーネントのテストは保護カバーが開いた状態で開始します。
9005保護カバーを開くが表示されます。
2. 保護カバーをスライドします。
エラーコードが表示されなくなりました。
コンポーネントの検査を実施することができます。
6.2.5 スプレーチャンバーとリングライトカバーを清掃
する
粗い汚れの場合は清潔な布でスプレーチャンバーを清掃してください。
スプレーチャンバー内にあるリングライトカバーを、きれいな布で、必要
に応じてぬぐってきれいにして下さい。