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IPSec / PPTP / L2TP VPN設定
2. 以下の項目を設定します。
項目 説明
IPsec Mode Cong Conguration
モードコンフィグを使用して接続している VPN クライアントには、IPsec Mode Config Configuration で定義したプールより IP アドレスが割り当
てられます。
Tunnel Mode 「Full Tunnel」(フルトンネル)または「Split Tunnel」(スプリットトンネル)。フルトンネルでは、すべてのパケット ( イ
ンターネットまたはリモートサーバに向かう ) が、スプリットトンネルのようなインターネットに向かうトラフィックを
通過させないトンネルも通過します。
Start IP Address このプールに割り当てられるべき最初のアドレス。
End IP Address このプールに割り当てられるべき最後のアドレス。
Primary DNS プライマリ DNS サーバは、ドメイン名を解決するためにこのルータに接続するクライアントに使用されます。トンネル
モードがスプリットトンネルである場合、DNS サーバを内部のドメイン名サーバとするする必要があります。
Secondary DNS セカンダリ DNS サーバは、ドメイン名を解決するためにこのルータに接続するクライアントに使用されます。トンネル
モードがスプリットトンネルである場合、DNS サーバを内部のドメイン名サーバとするする必要があります。
Primary WINServer NetBIOS 名を解決するのにクライアントが使用するされたプライマリ Windows NetBIOS ネームサーバ。
Secondary WINServer NetBIOS 名を解決するのにクライアントが使用するセカンダリ Windows NetBIOS ネームサーバ。
Split DNS Names
スプリット DNS インフラストラクチャでは、同じドメインに 2 つのゾーンを作成し、1 つは内部のネットワークに使用し、1 つは外部ネットワー
クに使用します。スプリット DNS は名前解決用に内部ドメイン名サーバに内部のホストを向け、外部ホストは名前解決用に外部のドメイン名サー
バに向けます。
3. 「Save Settings」ボタンをクリックして設定内容を保存および適用します。
スプリット DNS 名の追加
このデバイスに接続するクライアントは、ダイナミック IP 範囲ページで提供する DNS を使用して、このドメイン名を解決します。これはスプリッ
トトンネルでのみ適用されます。
1. 「Split DNS Names」セクションの「Add」ボタンをクリックして以下の画面を表示します。
図 8-13 DHCP over IPSec 用の IP 範囲設定
2. 「Domain Name」にドメイン名を入力します。
3. 「Save Settings」ボタンをクリックして設定内容を保存および適用します。