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インターネット接続(WAN設定)
ADVANCED > Routing > Protocol Bindings メニュー
テーブルに現在定義済みの IP/MAC バインドルールのすべてを表示して、ルールにいくつかの操作を許可します。
プロトコルバインディングは、ロードバランス機能を使用する場合に有益です。設定したサービスまたはユーザ定義サービスのリストからいずれか
選択すると、利用可能な WAN ポートの 1 つだけに送信するようにトラフィックのタイプを割り当てることができます。柔軟性を高めるために、送信
先ネットワークまたはマシンと同様に送信元ネットワークまたはマシンを指定できます。例えば、1 セットの LAN IP アドレスに対する VoIP トラフィッ
クを 1 つの WAN に割り当てることができます。また、残りの IP アドレスから来るどんな VoIP トラフィックももう一方の WAN リンクに割り当てる
ことができます。ロードバランシングモードが有効で、1 つ以上の WAN が設定される場合にだけ、プロトコルバインディングは適用されます。
1. ADVANCED > Routing > Protocol Bindings の順にメニューをクリックし、以下の画面を表示します。
図 5-27 PROTOCOL BINDINGS 画面
有効なプロトコルバインディングのリストが表示されます。
プロトコルバインディングの追加
1. 「Add」ボタンをクリックして以下の画面を表示します。以下の画面はサービス および / または LAN 送信元を WAN および / または送信先ネッ
トワークに割り当てるプロトコルバインディング設定例です。
図 5-28 PROTOCOL BINDINGS 画面 - 追加
2. 以下の設定を設定します。
項目 説明
Service プロトコルバインディングに利用可能な様々なサービスの 1 つを選択します
Local Gateway このプロトコルバインディング (
「Dedicated WAN」または「Congurable WAN」)
にローカルなゲートウェイを設定するポー
トを選択します。
Source Network
以下の 1 つを選択します。
• Any - どの指定ネットワークも指定する必要がありません。
• Single Address - 1 台のコンピュータに制限します。このプロトコルバインディングの送信元ネットワークの一部であ
るコンピュータの IP アドレスを必要とします。
• Address Range - IP アドレス範囲内のコンピュータが送信元ネットワークの一部であることを許可する場合に選択しま
す。開始アドレスと終了アドレスを必要とします。
Start Address IP アドレス範囲の開始アドレスを入力します。
End Address IP アドレス範囲の終了アドレスを入力します。