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SSL VPN設定
SSL VPN ポータルの設定
SETUP > VPN Settings > SSL VPN Server > Portal Layouts メニュー
本デバイスに設定された SSL ポータルレイアウトを表示し、ポータルレイアウトにいくつかの操作を許可します。
リモートユーザが SSL トンネル (ポートフォワーディングまたは VPN トンネルサービスのいずれかを使用して) 経由でプライベートネットワークへ
のアクセスを希望する場合、ユーザポータルを通じてログインします。このポータルは、ルータ管理者が決定する適切なアクセスレベルと特権を提
供する認証欄を用意しています。ユーザアカウントが保存されるドメインを指定する必要があります。また、ドメインは認証方式とリモートユーザ
を示すポータルレイアウト画面を決定します。
1. SETUP > VPN Settings > SSL VPN Server > Portal Layouts の順にメニューをクリックし、以下の画面を表示します。
図 9-23 SSL VPN ポータルのリスト
設定したポータルは、認証ドメインに関連付けできます。
ポータルレイアウトの作成
ルータは、リモート SSL VPN ユーザに対して認証時に提示されるカスタムページを作成することができます。ドメインのためにカスタマイズ可能な
ポータルには様々な欄があり、これにより、ルータの管理者は、リモートユーザにポータルで目に見えるログインの手順、可能なサービス、および
その他利用の詳細などを通信することができます。ドメイン設定中、設定したポータルレイアウトを、そのドメインによって認証されるすべてのユー
ザのために選択できます。
ポータル LAN の IP アドレスの初期値は https://192.168.10.1/scgibin/ userPortal/portal です。これは、「User Portal」リンクがルータ GUI の
SSL VPN メニューでクリックされると開くページと同じです。
ルータ管理者は、SSL VPN メニューの設定ページでポータルレイアウトを作成および編集します。ポータル名、バナー名、およびバナーコンテンツ
をこのポータルの対象ユーザに対してカスタマイズすることができます。ポータル名は SSL VPN ポータルの URL に追加されます。また、このポー
タルに(認証ドメイン経由で)割り当てられたユーザは、「VPN Tunnel」ページまたは「Port Forwarding」ページなどのルータがサポートする 1 つ
以上の SSL サービスで示されます。