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高度な設定ツール
SETUP > External Authentication > LDAP Settings メニュー
LDAP 認証方式は、ルータと外部サーバ間で認証証明書を交換するのに LDAP を使用します。LDAP サーバは、ディレクトリ構成内に大容量のユーザ
のデータベースを保持します。そのため、同じユーザ名でも異なるグループに所属するユーザは、ユーザ情報が階層的な方法に保存されることから、
認証されます。なお、Windows における LDAP サーバまたは Linux サーバの設定は、ユーザ認証用の NT ドメインや Active Directory サーバの設定
よりも格段に簡単になっています。
ルータに設定された詳細は、ルータとそのホストの認証を通過します。LDAP 属性、ドメイン名 (DN)、およびいくつかの場合では管理者アカウント
& パスワードは、LDAP サーバにルータの認証を許可するキーフィールドです。
1. SETUP > External Authentication > LDAP Settings の順にメニューをクリックし、以下の画面を表示します。
図 10-33 LDAP 認証サーバ設定
2. 以下の項目を設定します。
項目 説明
Server Checking 設定したサーバの状態のチェック、およびサーバの稼働の有無をチェックします。
Authentication Server 1 (Primary) プライマリ認証サーバの IP アドレス。
Authentication Server 2 (Secondary)
セカンダリ認証サーバの IP アドレス。
Authentication Server 3 (Optional) サード(オプション)認証サーバの IP アドレス。
LDAP attribute 1-4 LDAP サーバで設定された LDAP ユーザに関連する属性です。SAM アカウント名、Associated ドメイン名など
の属性を含みます。同じユーザ名を持っていて異なるユーザを見分けるのにこれらを使用できます。
LDAP Base DN LDAP 認証はベースドメイン名を必要とします。このドメインに LDAP 認証を使用するベース DN については
管理者に問い合わせてください。
Second LDAP Base DN (オプション) 認証サーバ 2 のベースドメイン名。
Third LDAP Base DN (オプション) 認証サーバ 3 のベースドメイン名。
Timeout 認証サーバからの応答に対するルータの待ち時間 (秒) を設定します。
Retries ルータが処理をやめる前に POP3 サーバに行うリトライ回数を決定します。
First Administrator Account PPTP/L2TP 接続に LDAP 認証が必要とされる時に使用される LDAP サーバのプライマリ管理アカウント。
Password (オプション) プライマリ管理者パスワード。
Second Administrator Account (オプション) PPTP/L2TP 接続に LDAP 認証が必要とされる時に使用される LDAP サーバのセカンダリ管理アカ
ウント。