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インターネット接続(WAN設定)
2. 以下の項目を表示または設定します。
項目 説明
Ospfv3 Enable チェックボックスを使用して OSPFv3 を有効 / 無効にします。
Interface OSPFv3 を有効 / 無効にする物理ネットワークインタフェース。
Priority ネットワークの OSPFv3 代表ルータの決定を補助します。高い優先度を持つルータほど代表ルータになる可能性が高く
なります。値を 0 に設定すると、ルータはより代表ルータになる可能性が高くなります。初期値は 1 です。低い番号ほ
ど高い優先度を意味します。
Hello Interval Hello インターバル値 (秒) 。この値を設定すると、特定のインタフェースに設定時間ごとに Hello パケットが送信され
ます。本値は共通ネットワークに接続する全ルータで同じである必要があります。初期値は 10 (秒) です。
Dead Interval Hello パケットが受信されなくなってから、Neighbor ルータがその OSPF ルータがダウンしていると判断するまでの時
間 (秒) 。本値は共通ネットワークに接続する全ルータで同じである必要があります。初期値は 40 (秒) です。OSPF で
は、2 つの Neighbor間でこれらのインターバルの値が全く同じである必要があります。異なるインターバル値を持つルー
タ同士はそのセグメントにおいて Neighbor ルータになることができません。
Cost OSPFv3 インタフェースにパケットを送信するコスト。
3. 「Save Settings」ボタンをクリックして設定内容を保存および適用します。
ADVANCED > IPv6 > 6to4 Tunneling メニュー
6 to 4 トンネリング機能を有効または無効にします。
6 to 4 は、IPv4 から IPv6 まで移行するためのインターネット移行メカニズムであり、IPv6 パケットの IPv4 ネットワークへの転送を可能にするシス
テムです。チェックボックスを選択して「Enable Automatic Tunneling」を有効にし、IPv6 LAN からのトラフィックをリモート IPv6 ネットワークに
到達するように IPv4 オプションに送信することができます。
本オプションが有効な場合、IPv4 アドレス情報は LAN 上の IPv6 アドレスに埋め込まれます。このオプションは IPv4 と IPv6 ノードの両方を使用す
るネットワークで非常に一般的です。
1. ADVANCED > IPv6 > 6 to 4 Tunneling の順にメニューをクリックし、以下の画面を表示します。
図 5-41 6 to 4 トンネルの有効化
2. 6 to 4 トンネルを有効にするためには、「Enable Automatic Tunneling」をチェックして「Save Settings」ボタンをクリックします。