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ネットワークの設定
ADVANCED > Advanced Network > UPnP メニュー
本製品の UPnP 機能を設定します。
UPnP (Universal Plug and Play) は、ルータと通信できるネットワーク上のデバイスを検出し、自動設定を行う機能です。ネットワークデバイスが
UPnP に検出されると、ネットワークデバイスが要求するトラフィックのプロトコル用に内部または外部ポートをオープンすることができます。
UPnP を有効にすると、LAN (または、追加済みのいずれかの VLAN) にある UPnP をサポートするデバイスを検出するようにルータを設定すること
ができます。無効にすると、ルータはデバイスの自動設定を許可しません。
1. ADVANCED > Advanced Network > UPnP 順にメニューをクリックし、以下の画面を表示します。
図 4-24 UPnP 設定
2. UPnP を使用するためには以下の設定を行います。:
項目 説明
UPnP Enable
Do you want to enable UPnP?
UPnP を有効にする場合にチェックします。
LAN 必要に応じて、LAN 全体または指定した VLAN グループで UPnP を有効にします。有効な VLAN は LAN インタフェー
スにそってメニューに表示されます。
Advertisement Period ルータがネットワーク上に UPnP 情報をブロードキャストする頻度です。大きい値はネットワークトラフィックを最
小限にしますが、新しい UPnP デバイスをネットワークで特定する際に遅延をもたらします。
Advertisement Time to Live これは各 UPnP パケットのホップで表現されます。また、パケットが破棄される前に伝播できるステップ数です。小
さい値は UPnP ブロードキャスト範囲を制限します。初期値の 4 はスイッチ数が少ないネットワークでは一般的な数
値です。
UPnP Port map Table
UPnP ポートマップテーブルには、ルータ通知に応答する UPnP デバイスの詳細があります。各検出 DSR ルータに対して以下の情報が表示されます。
Active Yes / No は接続を確立した UPnP デバイスのポートが現在アクティブであるかどうかを示します。
Protocol デバイスが使用しているネットワークプロトコル (HTTP、FTP など)。
Int. Port (Internal Port) (もしあれば) UPnP によってオープンされた内部ポート。
Ext. Port (External Port) (もしあれば) UPnP によってオープンされた外部ポート。
IP Address 本ルータが検出した UPnP デバイスの IP アドレス。
「Refresh」をクリックして、ポートマップテーブルを更新し、新しい UPnP デバイスを検索します。
3. 設定後、「Save Settings」ボタンをクリックして設定内容を保存および適用します。