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ネットワークの設定
ルータは、VLAN を使用することで LAN 上に分離した仮想ネットワークを構築できます。VLAN 識別子で定義したサブネットワークに通信するように
LAN デバイスを設定できます。物理ポートから (へ) のトラフィックを一般の LAN から隔離できるように、固有の VLAN ID を LAN ポートに割り当て
ることができます。VLAN フィルタリングは、大規模なネットワークにあるデバイスのブロードキャストパケットを制限するために特に役に立ちます。
ルータの VLAN サポートは初期値では「Enabled」 (有効) になっています。無効の場合、「VLAN Conguration」メニューで、ルータの VLAN サポー
トを有効にします。また、仮想 VLAN を定義するために次のセクションに進みます。また、仮想 VLAN により、ファイアウォールルールと VPN ポリ
シーにセグメンテーションを提供します。
VLAN 機能を設定するためには、まず「Enable VLAN」を有効にする必要があります。
1. SETUP > VLAN Settings > VLAN Conguration の順にメニューをクリックし、以下の画面を表示します。
図 4-13 Enable VLAN 画面
2. 「Enable VLAN」をチェックして、VLAN を有効にします。初期値では、LAN ネットワークは Default VLAN に所属します。
ここでは有効な VLAN のリストの表示、VLAN の追加、編集または削除を行います。
行われるアクションは、以下の通りです。
項目 説明
Edit
選択した VLAN エントリを編集します。
Delete 選択した
VLAN エントリ
を削除します。
Add 新しい
VLAN エントリ
追加します。
VLAN メンバシップの登録
1. 「Add」ボタンをクリックして以下の画面を表示します。
図 4-14 LAN への VLAN メンバシップの追加