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無線アクセスポイント設定(DSR-1000Nのみ)
「WEP Index and Keys」セクションで以下の項目を指定します。
項目 説明
Authentication 「Open System」または「Shared Key」を選択します。
Encryption 暗号キーのサイズ (64 bit WEPまたは128 bit WEP) を選択します。大きいサイズのキーほど強い暗号化を提供するため、
キーの解読が難しくなります。
WEP Passphrase 4 つのユニークな WEP キーを生成するためには、暗号化キーサイズで決定されている長さの英数字のフレーズを入力
して「generate Key」ボタンをクリックします。
WEP Key1-4 認証に使用するキーの 1 つを選択します。このデバイスに接続するためには、選択キーを無線クライアントと共有す
る必要があります。
「Save Settings」ボタンをクリックして設定内容を保存および適用します。
PSK を持つ WPA または WPA2
事前共有鍵 (PSK) は、AP とクライアントの両方に設定された既知のパスフレーズであり、無線クライアントを認証するのに使用されます。アクセ
ス可能なパスフレーズは 8 ~ 63 文字です。「Prole Conguration」セクションの「WPA Password」に入力します。
SETUP > Wireless Settings > Access Points メニュー
このデバイスに設定済みアクセスポイント (AP) を表示します。このサマリリストから、各 AP (すべての帯域) のステータスについて調査し、AP パ
ラメータ設定にアクセスできます。
プロファイル (セキュリティ設定のグループ) を一度作成すると、ルータ上の AP にそれを割り当てることができます。AP の SSID は 802.11 環境に
その有効性をブロードキャストするために設定され、WLAN ネットワークを確立するために使用されます。
AP 設定ページでは、新しい AP を作成して、利用可能なプロファイルの 1 つをそれにリンクすることができます。このルータは仮想アクセスポイン
ト (VAP) として参照される複数の AP をサポートしています。固有の SSID を持つ各仮想 AP は、独立しているアクセスポイントとしてクライアント
には現れます。この有益な機能は、ルータの周波数帯域がユーザが必要する場合にクライアントグループのセキュリティと処理能力を最適化するよ
うに設定できます。
1. SETUP > Wireless Settings > Access Points の順にメニューをクリックし、以下の画面を表示します。
図 6-10 ACCESS POINTS 画面
以下の項目があります。
項目 説明
List of Available Access Points
Status AP の有効 / 無効状態を表示します。使用しない場合には無効とし、必要時に有効にすることができます。AP を無効にしても設
定は削除されませんが、無線ビーコンの送信は停止します。AP を有効にした場合、無線ネットワークを作成し、コンピュータや
その他デバイスが参加して AP に接続するデバイスと、または LAN 上のデバイスと通信することができます。
Virtual AP この欄はアクセスポイント設定用の名称を表示します。
SSID SSID (Service Set Identier) は、この AP がサービスを行う無線ネットワークの名前であり、ブロードキャストがこの AP で有効
である場合、802.11 環境にいるクライアントに参照されます。
Broadcast SSID が AP が送信したビーコンフレームでブロードキャストされるかどうかを示します。SSID がブロードキャストされないと、
無線デバイスはネットワーク名 (SSID) を参照することはできません。緑色のチェックは、SSID がパブリックにブロードキャス
トされることを示しています。赤色のアイコンは、SSID がブロードキャストされず、デバイスはこの AP に接続するために正確
に SSID を指定する必要があります。