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ネットワークの設定
通知のプレフィックス
ADVANCED > IPv6 > IPv6 LAN > Advertisement Prexes メニュー
ここではユーザは通知の時に使用される IPv6 プレフィックスを設定します。
ルータ通知と共に通知プレフィックスを設定することで、本ルータはステートレスアドレス自動設定の実行方法をホストに知らせることができます。
ルータ通知は、Neighbor を決定し、ルータと同じリンク上にホストがあるかどうかを決定するサブネットプレフィックスのリストがあります。
本機能を使用するためには ADVANCED > IPv6 > IPv6 LAN > Router Advertisement の「RADVD」画面で「RADVD Status」を「Enable」(有
効)にする必要があります。
通知プレフィックスの登録
1. ADVANCED > IPv6 > IPv6 LAN > Advertisement Prexes の順にメニューをクリックし、以下の画面を表示します。
図 4-10 ADVERTISEMENT PREFIXES 画面
2. 「Add」ボタンをクリックして以下の画面を表示します。
図 4-11 ADVERTISEMENT PREFIXES 画面 - 追加
ルータ通知に以下のプレフィックスオプションを設定することができます。:
項目 説明
IPv6 Prex Type ホストが IPv6 to IPv4 トンネルを確実にサポートするためには、「6to4」プレフィックスタイプを選択します。「Global/Local/
ISATAP」を選択すると、ノードは他のすべての IPv6 ルーティングオプションをサポートすることができます。
SLA ID SLA ID (Site-Level Aggregation Identifier) は、「6to4」プレフィックスタイプが選択された場合に利用することができます。
これはルータ通知に使用されるルータの LAN インタフェースのインタフェース ID とするべきです。
IPv6 Prex 「Global/Local/ISATAP」プレフィックスを使用する場合、この欄は本ルータが通知する IPv6 ネットワークを定義するために使
用されます。
IPv6 Prex Length この値は、「Global/Local/ISATAP」プレフィックスを使用する場合、アドレスのネットワーク部分を定義する連続した IPv6 ア
ドレスの高位のビット数を示す数値です。これは通常 64 です。
Prex Lifetime これは要求するノードが通知されたプレフィックスを使用できる期間 (秒) を定義します。IPv4 ネットワークにおける DHCP
リースタイムに似ています。
IPv6 通知プレフィックスを設定後、「Save Settings」ボタンをクリックして設定内容を保存および適用します。