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しないでください。本製品を「USB 電源」や類似の機器に接続しな
いでください。
5.移送中は D-RTK
TM
アンテナを元の場所に折りたたんでください。
損傷する恐れがあります。
メンテナンスと保管
1. 墜落や激しい衝撃を受けた場合は、DJI 推奨のサービスセンター
に連絡して製品の点検、修理を受けてください。損傷した機体を操
作することは非常に危険であり、怪我や物的損害を引き起こすこと
が あります。
2. バッテリーの残量が 40 〜 65% の場合は、3ヵ月間保管することが
できます。バッテリーを良好な状態に保つために、少なくとも 3 ヵ
月に 1 回はバッテリーを完全に放電/充電してください。
3.フライトの安全性と信頼性を維持するために、50 時間のフライト
ごとに定期的に保守点検を行うことをお勧めします。
4.バッテリー残量インジケーターを定期的に確認して、現在のバッテ
リー残 量とバッテリー寿命全 体を確認してください。バッテリーの
定格は 200 サイクルです。それ以後の使用は推奨していません。バ
ッテリーの安全な使用とメンテナンスに関する詳細情報については、
「インテリジェント・フライト・バッテリー安全ガイドライン」を 参 照
してください。
フライトの必須条件
気象条件と周辺環境
機体は、穏やかな気象条件で正常に動作するように設計されています。
墜落、重傷、物的損害を回避するため、以下の規則を順守してください。
1. 悪天候時に機体を使用しないでください。厳しい気象条件とは、風速
12m/s 超、雪、雨、スモッグ、強風、霰、雷、竜巻やハリケーンなどです。
2. フライト時には、機体を障害物、人、動物、建造物、公共インフラ、樹木、
水域から 10m 以上離してください。高度が上昇するに従って、障害
物上部からの安全距離をより長く確保するようにしてください。
3. 機体を屋内で操作する場合には、特に注意してください。機体の機
能の一部、特に安定化機能が影響を受ける場合があります。
4. 屋内で飛行させる場合はビジョンシステムを必ずオンにしてくださ
い。機体が水上、はっきりした模様がない地表の上、または薄暗い環
境で飛行するときは、ビジョンシステムが適切に機能しないことがあ
るので注意してください。
1. 機体やバッテリーの性能は、空気密度や気温などの環境要因に左右
されます。
a. 気温が -20 〜 50°C の範囲外の場合は機体を操作しないでくだ
さい。
2. 事故、火災、爆発、洪水、津波、雪崩、地滑り、地震、粉塵、砂嵐の環境下では、
機体を使用しないでください。
通信との干渉
1. 機体のどの部分も墜落したり、接触したりしていないことを確認しま
す。何かあった場合には、DJI サポートまたは正規販売店にご連絡く
ださい。
2. 障害物のない開けた場所で行させてください。高いビルや鉄骨の建
物は、機体内に搭載するコンパスや GPS 信号の精度に影響を及ぼ
すおそれがあります。
3. 送信機と他のワイヤーレス機器との干渉を避けてください。モバイ
ルデバイスの Wi-Fi を必ずオフにしてください。
4. 磁性干渉や電波障害のある領域付近を飛行する場合は特に気を配
ってください。そのような環境では M210RTKV2 の使用をお勧めし
ます。こうした地域には高電圧線、大規模送電局、モバイル基地局、
放送塔などがありますが、これらに限定されません。磁性干渉や無線
干渉のある地域で使用すると、本製品の伝送品質の低下、送信機お
よびビデオ伝送のエラーが発生するおそれがあり、その場合、フライ
ト方向と位置精度に影響することがあります。過度な干渉がある地
域では、機体が異常な挙動 をしたり、制 御 で き なくなったりすること
が あります。
責任ある機体操作
重傷や物的損害を回避するため、以下の規則を順守してください。
1. 飲酒、服薬、麻酔などの影響はないか、めまい、疲労、吐き気などの症
状がないか、あるいは身体的、精神的に、機体を安全に操作する能
力があることを確認してください。
2. 機体が飛行しているとき、左スティックを内角下方向に引きながら同
時に RTH ボタンを押すと、モーターが停止します。機体の着陸機能
は作動しません。緊急事態でない限り、上述の組み合わせコマンド
を実行しないでください。
3. 着陸したら、まず機体の電源をオフにし、次に送信機のスイッチをオ
フにしてください。
4. 機体を落下、打ち上げ、発射したり、危険な積荷を積載したり、建物、人、
動物に向けて操作しないでください。これにより、人的傷害や物的損
害が生じるおそれがあります。
5. 墜落したり、接触事故を起こしたことのある機体や、状態の良くない
機体を使用しないでください。
1. 十 分 なトレ ーニングを受けて、事故に備えて、緊急時の対応策をすべ
て認識しておいてください。
2. 飛行計画が策定されており、無謀な飛行でないことを確認してくだ
さい。
3. カメラを使用するときは、他者のプライバシーを尊重してください。
現地のプライバシー法規制と道徳的規準を必ず順守してください。
4. 一般的な個人使用以外の理由で本製品を使用しないでください。違
法な目的や不適切な目的(スパイ行為、軍事作戦、不正捜査など)に
使用しないでください。
5. 本製品を中傷、虐待、嫌がらせ、ストーキング行為、脅迫など、他人の
法的権利(プライバシー権やパブリシティ権など)を侵害する行為に
使用しないでください。
6. 他人の私有地に侵入しないでください。
フライトモード、機能と警告
フライトモード
重傷や物的損害を回避するため、以下の規則を順守してください。
各フライトモードでの機体の挙動を十分に習得していないかぎり、P モ
ードから A モードまたは S モードに切り替えないでください。GPS が
無効になるため、安全に機体を着陸させられなくなるおそれがあります。
次の 2 通りの場合に機体は A モードになります:
1. パッシブ:GPS 信号が弱い場合、あるいはコンパスが干渉を受けて
ビジョンシステムを利用できない場合。
2. アクティブ:ユーザーがフライトモードスイッチを A モードに切り
替えた場合。
A モードでは、ビジョンシステムおよび一部の高度な機能を使用でき
ません。そのため、このモードでは位置取りや自動ブレーキを使用で
きません。また、機体が周囲の状況に影響されやすくなり、結果として
水平方向に移動することがあります。送信機を使用して機体の位置を
調 整 し ま す 。
A モードで機体を操作するのは困難です。機体を A モードに切り替え
る前に、このモードでも安定して飛行させることができることを確認し
てください。機体と自分との距離が離れすぎないようにしてください。
コントロールを失って危険を引き起こす恐れがあります。
GPS 信号の弱いエリアや狭いスペースでの飛行は避けてください。飛
行させると、機体は強制的に A モードになり、飛行上の危険につなが
る恐れがあります。危険を避けるためにすぐに安全な場所に着陸させ
てください。
ほとんどのフライトには、P モ ードまた は S モードが適しています。P
モードや S モードを利用できない場合には、A モードに切り替えるこ
とができます。A モードでの飛行では一部の機能を利用できないため、
十分に注意してください。屋内で飛行させる場合、パターンが明瞭で
ない地表の上空を飛行させることになるため、機体は高精度でホバリ
ングできません。屋内での飛行基準については、「ビジョンシステムお
よび赤外線センサーシステム」のセクションを参照してください。