ja | メンテナンス
340 X-am
®
2800 / X-am
®
5800
5.4 バンプテストの実施
バンプテストは、 以下のいずれかにより実施します。
– 手動のバンプテスト
– バンプテストステーションを使用するバンプテスト
– X-dock を利用するバンプテスト
PC ソフトウェア 「Dräger CC-Vision」 を利用すると、 簡易バンプテストと拡張バ
ンプテストのいずれを実施するのか、 および、 メニューとバンプテスト ・ ステーショ
ンのいずれを利用するのかをそれぞれ設定できます。
Dräger からは、 代替ガスを利用する校正の場合は、 拡張バンプテストを実施され
るよう、 推奨しております (Dräger X-dock の取扱説明書を参照してください)。
CatEx センサーの場合は校正用ガスとしてメタンを推奨します。 代替ガス校正の場
合も、 対象にメタンが予想される場合はメタンを推奨します。
X-am 5800: 手動バンプテストの場合は、 H2 補正の影響を考慮する必要があり
ます。
手動キャリブレーションまたは PC キャリブレーション、 自動バンプテストの間は、
H2 補正が (有効であれば) 差し当たりそれぞれの期間自動的に無効になります。
必要条件
– バンプテストを実施できるのは、 PC ソフトウェア 「Dräger CC-Vision」にて構
成設定を完了しているセンサーが 1 個以上ある場合に限ります (X-dock を利
用するバンプテストを除きます)。
– ガス検知警報器の電源がオンに切り替えてあり、 ウォームアップ 1 が完了して
いること。
– 標準ガスのボンベで適切なものが用意されていること。 例えば、 複数種ガスを
標準ガスとするボンベ (注文番号 : 68 11 130) で、 各ガスの濃度分率は、
CO : 50 ppm、 H
2S : 15 ppm 、 CH4 : 2.5 Vol%、 O2 : 18 Vol%です (これ
以外のガスボンベはお問合せください)。
警告
テストガスによる健康被害
テストガスを吸引すると、 健康を損なうか、 または死亡する危険があります。
► テストガスを吸引しないでください。
► テストガスに関連するリスクと安全についての説明を参照してください (校正機
器のデータシートと図解説明を参照)。
Dräger は、 CatEx センサの場合、 測定範囲 0 ~ 100%LEL に対して、
60 %LEL 以下のテストガス濃度を使用することを推奨します。
1. 標準ガスボンベを校正用アダプタ (注文番号 : 8318752)と接続します。