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メトロノームを使う
テンポに合わせて練習するときなどにメトロノームを使い
ます。
1. METRONOMEボタンを押すとメトロノームが開始し
ます(ボタン点灯)。
テンポに合わせて演奏します。
2. メトロノームを停止するときは、もう一度METRONOME
ボタンを押します(ボタン消灯)。
テンポ、拍子、音量、アクセント、音色の設定
メトロノームのテンポを設定します(テンポはメトロノー
ム設定モードでも設定できます)。
1.
DISPLAYボタンを押して、TEMPO LEDを点灯させ
ます。
2. +、-ボタンを押してテンポを設定します。
設定範囲は
𝅘𝅥
=40 ~ 240です。初期設定(120)に戻す
ときは+、-ボタンを同時に押します。
メトロノーム設定モードで、メトロノームの各設定を行い
ます。
1. METRONOMEボタンを長押しして、メトロノーム設
定モードに入ります。
METRONOMEボタンが点滅します。
2. 設定したい機能が割り当てられたボタンを押します。
ディスプレイに値が表示されます。
長押しでメト ロノーム設定モード
拍子
音量
音色
テンポアクセント音
設定(ボタン) 範囲 初期設定
アクセント音
(●)
oFF(アクセント音なし)、
on1(強拍が強調音)、
on2(強拍がベル音)
o
テンポ(■) 40 ~ 240(
テンポの設定と同じ
)120
音 色(
) 1(
アコースティック
)、2(
電子音
)1
拍子(PART1) 02(2/4)、03(3/4)、04(4/4)、
06(6/4)
04
音量(PART2) 01 ~ 13 10
3. +、-ボタンで設定します。
初期設定に戻すときは
+、-ボタン
を同時に押します。
4. 設定が終わったらMETRONOMEボタンを押して、メ
トロノーム設定モードから抜けます。
メトロノーム設定モードから抜けると、メトロノーム
設定モードに入る前のMETRONOMEボタンの状態
(点灯または消灯)に戻ります。
メトロノームのアクセント音、音色や音量は電源を切
る前に「パラメーターの保存」(→p.80)を行うこと
で、電源を切る前に変更した設定を、初期設定にする
ことができます。
鍵盤タッチ・コントロールを設定する
鍵盤を弾く強さによる音の強弱の変化の度合いを設定し
ます。
TOUCHボタンを押しながら、ディスプレイの横の+、-
ボタンを押して設定します。
弱
002
音の強弱
001
003
004
表示 タッチ・コントロールの設定
001 軽め、弱く弾いても強音が出せるタッチ
002 標準、普通のピアノ・タッチ
003 重め、強く弾かないと強音が出せないタッチ
004 強弱のばらつきを抑え、比較的安定したタッチ
005 弾く強さに関係なくオルガンのように常に一定
の音が出せるタッチ
電源を切ると002の標準(初期設定)に戻ります。
全音色共通の設定になります。
トランスポーズ(移調)する
キーを変えることによって、黒鍵をあまり使わない指使い
で演奏したり、覚えたそのままの指使いで、他の楽器や歌
に演奏を合わせることができます。これをトランスポーズ
機能といいます。11半音の範囲でずらすことができ、1半
音上げた場合、下図の左の楽譜を弾くと、右の楽譜のよう
に鳴ります。
TRANSPOSEボタンを押しながら、F
♯
6 ~ F7から移調
するキーの鍵盤を押します。
C7以外の鍵盤を押えるとTRANSPOSEボタンが点灯し、
トランスポーズされたことを示します。
押さえた鍵盤の音の高さがC7の位置に対応するように、鍵
盤全体の音の高さが移調します。
元の設定に戻すときは、TRANSPOSEボタンを押しなが
ら、C7の鍵盤を押します。
TRANSPOSEボタンが消灯し、トランスポーズが解除さ
れます。
鍵盤 キーの高さ
F
♯
6~B6 6 ~ 1半音下げる
C7 標準(トランスポーズなし)
C
♯
7~F7 1 ~ 5半音上げる
電源を切るとトランスポーズは解除されます。
F 6