3.4.4最大値(Max)ホールドモード
変動する測定値の最大値を保持します。
• 通常モードで[MODE]キーを2回押すと、”Max”が点滅します。
• ここで[PRESET/SET]キーを押すと、最大値ホールドモードに入ります。(”Max”点灯)。
• スピンドルが動作すると最大値を保持します。(”H”点灯)
• [SET]キーを押すと、ホールドが解除され現在の位置を表示し、新たな最大値測定を開始し
ます。
Max, Min, TIR モードの表示値の例
10.00
0.00
5.00
-5.00
a
c
b
d
区間
0
→
a
→
b
→
c
→
d
Max mode 0.00
Ê
5.00
Ê
10.00
Min mode 0.00
Ì
-5.00
TIR mode 0.00
Ê
5.00
Ê
10.00
Ê
15.00
※右図のワーク面を倣った場合の振る舞い。
• ABS 系から入った場合、[ZERO/ABS]キーを 2 秒以上押すとホールドしている位置をゼロ
と設定します。比較測定を行うことができます。
• INC 系から入った場合、[ZERO/ABS]キーを 2 秒以上押すと現在位置でゼロセットします。
ゼロ点変更(Max モード)の表示例
5.00mm
0.00mm
7.00mm
2.00mm
操作
– –
[ZERO/ABS]>2sec [PRESET/SET]
ABS 系 0.00
H
5.00
H
0.00 -3.00
H
2.00
INC 系 0.00
H
5.00 0.00 0.00
H
5.00
3.4.5最小値(Min)ホールドモード
変動する測定値の最小値を保持します。
• 通常モードで[MODE]キーを3回押すと、”Min”が点滅します。
• 後の操作は前項と同様です。
3.4.6TIR(振れ)測定モード
変動する測定値の振れの幅を保持します。このモードのみ ABS 系・INC 系ともに全く同じ動
作をします。
• 通常モードで[MODE]キーを4回押すと、”TIR”が点滅します。
• ここで[PRESET/SET]キーを押すと、ゼロを表示します。(”TIR”点灯)
• スピンドルが動作すると振れ幅を保持します。(”H”点灯)
• [SET]キーを押すと、ホールドが解除され新たな振れ幅測定を開始します。
MANUAL No.99MAH001B2
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