2 設置
2.1 スタンド,治具への取付け
•
本機はステムをダイヤルゲージスタンド(別売)等に固定してお使いください。
• 治具などに取付ける際は、∅8G7(AGD:∅9.52)
+0.02
+0.005
mm 程度の嵌合部を持つすり割り
付きのホルダーにてステムを固定する方法を推奨します。
注記
y 止めネジなどでステムを直接締め付けて固定する方法は、作動不良の原因になりますので、
できるだけ避けて下さい。この方法をとる場合は、極端に強く締め付けないようご注意くださ
い。
y スピンドルが基準面と被測定面に対して垂直になるように固定してください。軸線(スピンドル)
が基準面(測定面)に垂直でない場合、測定値に誤差が加算されます。
参照
例えば、基準面から軸線の傾斜角度ψの時の測定長 25mm あたりの誤差δは
ψ=1°:δ=0.004mm, ψ=2°:δ=0.014mm, ψ=3°:δ=0.032mm となります。
2.2 リフティングレバーの取付け
•
スピンドルが曲がらないように逆側から支
えながら、リフティングレバー(#137693/標
準付属)の溝にスピンドルをはめ込んでくだ
さい。
2.3 レリーズの取付け
•
レリーズ穴のねじ(M2.6x4)を0番十字ドライ
バーではずしレリーズ(#540774/別売)をね
じ込みます。
△
!
注 意
y レリーズを強く引っ張ったり、叩いたりするとねじ山が欠落することがあります。
y レリーズ以外のものを差し込んだり、過剰に力がかかると故障する恐れがあります。
y レリーズを用いた時のリフト量は最下限から約 10mm です。
MANUAL No.99MAH001B2 3