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5.1 設置
注意
不適切な取付け
不適切な取付けはBTLの機能に影響を及ぼし、損傷の
原因となることがあります。
► BTLの近くで強い電界や磁界が生じないように注
意してください。
► 取付けのために定められた距離を必ず守ってくだ
さい。
寸法については、図4-1(8ページ)を参
照してください。
取付け位置は任意です。BTLは、固定用クランプとシリ
ンダーヘッドボルトを使用して機械の平らな面に取り付
けてください。
振動負荷がかかった場合に共鳴周波数が生じな
いよう、不規則な間隔で固定用クランプを配置
することをお勧めします。
磁歪式リニアスケールは、同梱の絶縁ブッシュにより機
械から電気的に絶縁されます(図4-1、8ページを参
照)。
1. BTLと固定用クランプの位置を合わせます。
2. 固定ネジを使用してBTLを面に固定します(クラン
プのネジを最大2Nmで締め付けます)。
3. ポインタ(アクセサリ)を取り付けます。
プロファイル形状の磁歪式リニアスケールは、
浮動式、つまり非接触型ポインタ(図5-1~
図5-8を参照)、ガイド付きポインタ(図5-1
および図5-2を参照)のどちらにも対応してい
ます。
5
取付けと接続
5.2 ガイド付きポインタ
ポインタを取り付ける際に以下に注意してください。
– 横方向の力がかからないようにしてください。
– ジョイントロッドを使用してポインタを機械部品と
接続してください(アクセサリ、18ページを参
照)。
– 複数のポインタを使用する場合は、それぞれ65mm
以上の間隔を設けてください(図図5-3を参照)。
図5-1:
1
44
50.4
寸法と距離(ポインタBTL5-F-2814-1S付き)
図5-2:
1
31.5
36.5
寸法と距離(ポインタBTL5-F-2814-1S付き)
図5-3: 複数のポインタを使用する場合の間隔
BTL PF _ 400- _ _ _ _ -C12NL _ _ -0-000S04
磁歪式リニアスケール–プロファイル形状