85
2人で演奏する(パートナー・モード)
鍵盤を左側と右側で分けて、2人の演奏者が同様の音域で
演奏をすることができます。これをパートナー・モードと
よびます。
1. 各種ソングを再生していないときに
FUNCTIONボタン
を押します。
FUNCTIONボタンが点灯します。
2. FAVORITEボタンを押します。
ディスプレイに“
”と表示が出ます。
3. ディスプレイ右横のTEMPO+、-ボタンでディスプレ
イの表示を“
”にします。
パートナー・モードがオンになり、鍵盤の左側も右側も選
択していた音色になります。
パートナー・モードがオンのときは、SPLITボタンが点滅し
ます。
右側E4 ~C8の鍵盤は2オクターブ低い音域(E2 ~C6)の
音色が出ます。左側A0 ~ E
b
4の鍵盤はで2オクターブ高い
音域(A2 ~ E
b
6)の音色が出ます。
左右で異なる音色を選ぶこともできます。
選んだ2つの音色ボタンを押した順番で左側の音色、右側の
音色になります
。
たとえば、G.PIANOボタンの音色を左側、OTHERSボタ
ンの音色を右側にするときは、G.PIANOボタンを押した
ままOTHERSボタンを押します。
なお、各音色ボタンで使用する音色は、シングル・モードで
前もって選んでください。
左右の音色を同じにするときは、音色ボタンを1つ選んで
ください。
ダンパーを使うときは
向かって右側のダンパー・ペダルが右側の音色、左側のソ
フト・ペダルが左側の音色の独立したダンパー・ペダルと
して使用できます。
なお、中央のソステヌート・ペダルは動作しません。
パートナー・モードの各種設定
パートナー・モードでは左側と右側の音量バランスやオク
ターブの
調整などは、
ファンクション・モードの87ペー
ジの「パートナー・モード:音量バランス」以降で設定でき
ます。
左側演奏者用
音の高さA2からE
6
右側演奏者用
音の高さE2からC6
A0
E4
E
4
1. SPLITボタンを押します。
SPLITボタンが点灯し、
ディスプレイにベース音名の略
号が数秒間表示されます。
2. SPLITボタンを押してベース音を切り替えます。
ディスプレイにベース音名の略号が数秒間表示されま
す。
選んだ音色は、他の音色ボタンで切り替えても記憶して
います。
略号
音色名 #
アコースティック・ベース+任意の音色 1+
エレクトリック・ベース+
任意の音色 2+
アコースティック・ベース&シンバル
+任意の音色
2+
#は音色が使用しているオシレーターの数(91ページの
「最大発音数について」参照)
ペダルを使うときは
スプリット・モード時は、ペダルが高音側演奏にのみ効き
ます。低音側(ベース音)には効きません。
高音側の音色を変える
SPLITボタンが点灯しているときに、シングル・モードと
同様にして高音側の音色を選びます。
スプリット・ポイントを変える
SPLITボタンを押しながらスプリット・ポイントのキー(鍵
盤)を押してください。SPLITボタンを押している間スプ
リット・ポイントがディスプレイに表示されます。
高音側に使う音色の音域は押したキーの隣から右になりま
す。スプリット・ポイントは、SPLITボタンの3つの音色で
共通になります。
シングル・モードに戻るには
SPLITボタンを何度か押して、SPLITボタンが消灯すると
シングル・モードに戻ります。
スプリット・モードの各種設定
スプリット・モードでは音色間の音量バランスをとったり、
音色ごとにオクターブの調整などは、
ファンクション・モー
ドの87ページの「スプリット・モード:音量バランス」
以降で設定できます。