5. 操作
5.1 注意事項
危険 – 故障したバッテリーの充電時の可燃性ガス!
ガス爆発による重傷または死亡。
¶ 火、裸火および火花を避けてください。
1. BAT 645をオフにせず、充電クリップを外さないでく
ださい。
2. 部屋をすぐに換気してください。
3. 換気後にBAT 645をオフにしてください。
5.1.1 設置場所
¶ BAT 645は固定されたフロアに設置するか、または固定壁マウン
トに掛けます。
¶ 設置場所は十分に安定している必要があります。BAT 645の重
量と充電されたバッテリーの充電に注意してください。
¶ BAT 645のバッテリーへの最小距離が0.5 mであることに注意
し、遵守してください。
¶ BAT 645を湿気や水分から保護してください。
¶ BAT 645を覆ったりしないでください。
¶ 換気のために、部屋の側面から15 cm以上離した場所に
BAT 645を設置してください。
5.1.2 接続と充電
¶ BAT 645は接地電源を介して電圧を供給する必要があります。
¶ ボッシュ社供給の充電ケーブルのみ使用してください。
¶ 電源ケーブルと充電ケーブルは欠陥のない状態であること。
¶ 充電ケーブルの長さを変えないでください。
¶ バッテリーは十分に換気された部屋でのみ充電してください。
¶ バッテリーの充電時に火、裸火および火花を避けてください。
¶ 充電は完全なバッテリーを並列で接続します。
¶ 非充電式バッテリーには充電しないでください。
¶ バッテリーマネージメントシステム (BMS) 非使用のリン酸鉄リチウ
ム電池 (LFP = LiFePO4) は充電されません。
¶ 深放電バッテリーも含め、充電中は車両のすべての機器をオフに
してください。
¶ BAT 645を電源に接続する前にオン/オフスイッチを "0" (オフ)
に設定する必要があります。
¶ 取り付けられた状態で車両バッテリーを充電する場合、黒の充電
クリップ (-) をバッテリーと燃料ラインから外し、シャーシに接続し
ます。
¶ 充電クリップを外す前にBAT 645をオフにします。
¶ 充電中は充電クリップを外さないでください。
¶ 充電中はエレクトリカルシステムからバッテリーを外さないでくださ
い。
¶ 充電クリップをショートさせないでください。
i 誤った極性や端子ショートの場合、充電電圧がオフにされた状態
でエラーメッセージが表示されます。
4. 初回使用
4.1 充電ケーブルをBAT 645に接続する
¶ 赤/黒の充電ケーブルをBAT 645の接続ソケットに停止位置まで
差し込みます。
" 充電ケーブルはBAT 645に接続されています。
4.2 壁マウントの取付け
壁マウントに取り付けるためのネジとダボは取付け面に応じて適切に選
択してください。固定の方法は取付け面 (コンクリート、中空ブロック、
多孔板壁、木製パネル壁等) に応じて行います。これに関しては、専
門店または適切なメーカーからの情報を得てください。BAT 645が設
置された壁マウントの総重量は約6 kgに達成することがあります。その
ために、この負荷に耐えられるネジとダボのみ使用してください。
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図 2: BAT 645と壁マウント
1. 取付け面に応じて壁マウントをしっかりと固定してください。
2. BAT 645を壁マウントに掛けます。
i BAT 645の4つの支持脚は常に壁マウントの上下に掛ける必要
があります。充電ケーブルと電源コードは壁マウントに掛けることが
できます(図2を参照)。
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