36
3.3
ホールド機能
3.3.2 リフレッシュホールド
リフレッシュホールド機能は、測定値が安定すると自動的に
表示値を固定します。テストリードを被測定物から離しても
表示値は固定されたままのため、測定場所から表示値が見づ
らいときや両手で測定しているときに便利な機能です。
1. リフレッシュホールドのしきい値(表示が安定してからの変
化量)を設定します。
❖
しきい値の設定方法:
4.7「リフレッシュホールドの設定」(54 ページ)参照
2. HOLD キーを押すと、トリガ待ち状態になります。
3. 測定対象にテストリードを接続します。表示値が安定すると
「HOLD」が点灯し、ブザー音が鳴り表示が固定されます。
4. ブザー音を確認後、テストリードを測定対象から離します。
表示値は固定されたまま、「HOLD」が点滅し、再びトリガ待
ち状態になります。
HOLD キーを長押しすると、リフレッシュホールド機能を解
除します。