取扱説明書 YDP30 | YDP30-NET173
  本書について 
1  本書について
1.1  対象範囲
本書は機器の一部です。本書の説明は、次のバージョン
の機器に適用されます:
機器 タイプ
YDP30(標準プリンター) | YDP30-NET 
(ネットワークプリンター)
YDP30
1.2  ターゲットグループ
本書は、以下のターゲットグループを対象としていま
す。各ターゲットグループには、以下の表に記載された
知識が必要です。
タ ー ゲ ットグ
ループ
知識と資格
ユーザー ユーザーは、機器の操作とそれに関連す
る作業プロセスに精通しています。機器
の操作時に起こりうる危険を認識し、それ
らの危険の予防方法を知っています。ユ
ーザーは、機器の操作について研修を受
けています。
オペレー 
ター
機器のオペレーターは、作業場の健康と
安全に関する規制を確実に満たす責任
を負います。オペレーターは、機器のすべ
ての操作者が、確実に関連情報を入手で
き、機器の操作についての研修を受けら
れるようにします。
1.3  使用している記号
1.3.1  操作の説明での警告
 警告
回避しない場合に、死亡や重傷につながるリスクを伴う
危険性を示します。
注記
回避しない場合に、物的損害につながるリスクを伴う危
険性を示します。
1.3.2  その他の記号
 t   必要な処置:実行する必要のある処置を表しま
す。
 y   結果:実行した処置の結果を表します。
2  安全上の注意
2.1  用途
本機器は、ザルトリウス製テスト機器またはラボ用機器
のデータ印刷に向けた使用(例:完全性テスト機器また
はラボ用天びんの校正結果または測定結果の印字)を目
的としています。本機器は、実験室で使用することがで
きます。 
印刷は、「熱転写」または「直接感熱」の印刷プロセス
で実行します。機器は、挿入された用紙(標準紙、感熱
紙など)をもとに適切な印刷プロセスを自動選択しま
す。
モデルに応じて、機器を標準プリンターまたはネットワ
ークプリンターに設定し、テスト機器またはラボ用機器
に接続します(適合性については「13.4 動作モードと接
続タイプ」章192ページを参照)。 
本機器を使用する際には、本書に必ず従ってください。
これ以外の使用方法は、不適切とみなされます。 
機器が正しく使用されなかった場合:機器の保護システ
ムが機能しない場合があります。これは、予測不能なケ
ガや物的損傷につながることがあります。
機器の操作条件
本機器を爆発の恐れがある環境で使用しないでくださ
い。本機器の使用は、屋内専用です。
本機器は、本書の技術データの章に記載されている装置
と操作条件でのみ使用できます。