186  取扱説明書 YDP30 | YDP30-NET
  クリーニングとメンテナンス
7.6  センサーの校正と設定の変更
センサーの校正と機器機能の設定は、機器がオンの時に
給紙ボタンを使用して行います。このプロセスの間
は、LED表示が点滅して色が変化します。
色の順序(5秒ごとに変化)
赤 黄 緑 緑/黄 赤/黄
LED表示が目的の機能の適切な色(例:センサーの校正を
示す「赤」)になるまで、色が変化している間は給紙ボ
タンを押したままにします。
使用可能な設定 LED表示の色 説明
ブラックマーキングのセンサーを用紙
センサーと定義して校正
緑/黄 ブラックマーキングを使用してラベルを校正します。
距離センサーを用紙センサーと定義
して校正
赤/黄 ギャップを使用してラベルを校正します。
ブラックマーキングのセンサーと距離
センサーを校正
赤 個別ラベル使用時の最初の校正に使用します。校正は、保護さ
れたメモリに保存されます。
ブラックマーキングのセンサーと距離
センサーの校正、自己診断の実行、コ
アダンプモードでの印刷
黄 以下の機能を順に実行します:
 − センサーの感度の設定。このプロセスの間、機器はラベル
の長さを測定します。
 − 自己診断の実行と、構成データの印刷(「7.6.1 機器の構成デ
ータの確認」章187ページを参照)。
 − コアダンプの印刷(「7.6.2 コアダンプの確認」章187ページ
を参照)。
機器の工場設定の復元 緑 機器が個別ラベルの印刷用に校正されている場合:連続用紙
への印刷に校正を変更します。
以下の機能を実行します:
 − 内 部 メ モ リ( DRAM)の消去。
 − 機器を工場設定にリセット。
要件
 − インクリボンと用紙が機器に挿入されていること。
 − 自己診断の実施が必要な場合:挿入した用紙に必要と
される最小幅があること(「12.1 機器の汚染除去」章
190ページを参照)。
手順
 t 機器をオフにします。
 t 給紙ボタンを長押しして、機器をオンにします。
 t LED表示が目的の機能の適切な色(例:センサーの校
正を示す「赤」)になるまで、給紙ボタンを押したま
まにします。
 t LED表示が適切な色になったら:給紙ボタンから指を
離します。