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プリ・エフェクトとループ・エフェクトについて
Stt: STUTTER
テンポに同期したゲートを入力音に掛けることによって、トレモロ
のような効果が得られるエフェクトです。ゲートを開閉するデュー
ティー比(ゲートの開時間÷ゲート開閉の一周期)をコントロール・ペ
ダルでコントロールすることによって、リズミカルなフレーズを作成
することができます。
コンプレッサーやディストーションなどがかかった音圧が一定の入力
音に対して効果的です。
• EDITノブ: 拍子を設定します。ここで設定した拍子とテンポにゲー
トの開閉が同期します。
1-2: (2拍=2分音符)
1-8: (8分音符)
3-8: (1拍半) 1-12: 3 (8分3連)
1-3: 3 (2拍3連) 1-16: (16分音符)
1-4: (1拍=4分音符) 1-24: 3(16分3連)
3-16: (付点8分音符) 1-32: (32分音符)
1-6: 3 (4分3連) 1-64:
(
64分音符)
• コントロール・ペダル: ゲートを開閉するデューティー比をコント
ロールします。ペダルを踏み込むと、音が出る時間が短くなります。
Eq: EQ
4バンドのイコライザーのモデリングです。
• EDITノブ: イコライザーのタイプを選択します。
LC: 低域成分をカットします。
LF: 低域成分を増幅、減衰します。
CF:中域成分を増幅、減衰します。
CF2: 中域成分を増幅、減衰し、その他の成分をカットします。
HF: 高域成分を増幅、減衰します。
HC: 高域成分をカットします。
• PRE FXボタン+EDITノブ: ゲインを調整します。
• コントロール・ペダル: 出力レベルをコントロールします。
dLy: DELAY
ディレイ・エフェクトのモデリングです。
• EDITノブ: ディレイ・タイプを選択します。
Sho: ショート(スラップ)・ディレイのモデリングです。
dL1: クリーンなサウンドのディレイのモデリングです。
dL2:テンポに同期するディレイのモデリングです。
An1: BBDを使用したアナログ・ディレイのモデリングです。暖
かいひずみが特長です。
An2:テンポに同期するアナログ・ディレイのモデリングです。
tP1: 往年のテープ・エコーのような、ワウ・フラッターとひずみ
成分を含んだディレイのモデリングです。
tP2: テンポに同期するテープ・エコーのモデリングです。
• PRE FXボタン+EDITノブ: ディレイ・タイムを調節します。
ショート・ディレイやテンポに同期しないディレイ・タイプを選
択した場合は、0~10の値でディレイ・タイムを設定します。
テンポに同期するディレイやテープ・エコーのモデリングを選択
した場合は、以下の値から選択します。