FREEZE
ボタン
スチルグラフィックをソースとして使用している場合、この機能は極めて便利です。各ソースからスチルイ
メージを得るには 、
MAIN
MENUS
でソースを 選 択し、
FUNCTIONS
セ ク シ ョ ン の「
FREEZE
( フ リ ー ズ )」
ボタンをタップします。これ により、スチルフレ ーム が 一 時 記 憶 装 置に保 存され 、ソースとして使 用 で きま す。
FREEZE
は再生機器が 限られている場 合に便利な機能です。例えば、再生ソースグラフィックからスチル
を 保 存し、同じ再生デッキで 他 のソースをロードして、異 なるソース 入 力を
Ultimatte
に 接 続 し ま す 。こ れ で 、
再生 機 器で 使 用できるソースの 数を実 質 的 に
2
倍に増やせます。
バックグラウンドのその他の設定
BG
FILTER
( バ ッ ク グ ラ ウ ン ド ・フ ィ ル タ ー )
多 く の 場 合 、特 に
CG
のバックグラウンドでは、グラフィックがフォアグラウンドの被写体に比べてシャー
プ 過ぎることがあります。バックグラウンドのレンダリングシステムでアンチエイリアスのフィルターが 適
切に設定されていない場 合、このシャープネスが 時としてエイリアシングの原因になることがあります。
「
BG
FILTER
」を使用すると、バックグラウンドに横方向のローパスフィルターを適用し、エイリアシング
を 最 小 限 に留めます。
BG
GRADIENT
(バックグラウンド階調度)
横方向に光の階調度が異なる内部生成された信号に、バックグラウンドのビデオを切り替えます。バッ
クグラウンドのイメージに、バックグラウンドの 色のコントロールが 与える影 響 をより詳しく確 認 す
るために使 用します。
TEST
SIGNAL
(テスト信号)
背景色を変え、最終的な合成のバックグラウンドとしても使用できます。
レイヤーのその他の設定
TEST
SIGNAL
(テスト信号)
レイヤーのフィールドの色を変え、最終的な合成のレイヤーのソースとしても使 用できます。
LAYER
IN
(レ イヤー入 力)
この機能を有効にすると、合成のシーンにレイヤーのエレメントを追 加できます。
LY
IN
REALISTIC/LINEAR/ADDITIVE
(レ イヤー入 力リアル
/
リニア
/
加算)
レイヤー入力のエレメントを、フォアグラウンドのオブジェクトおよびバックグラウンドのシーンと組み合
わせる際に使用するモードを
3
つから選 択します。
LY
IN
REALISTIC
(レイヤー入 力リアル)
色付きの透明
/
半透明または不透明のレイヤーと、フォアグラウンドのオブジェクトおよびバックグラウン
ドを最も正確に組み合わせる方法です。
メモ
LY
IN
REALISTIC
(リアルレイヤーモード)で 半 透 明のレイヤーのグラフィックを使 用する
際は、バックグラウンドのソースのイメージは完全な白(ビデオレベル
100%
)で あ る 必 要 が あ り
ま す 。ソ ー ス レ イ ヤ ー の
RGB
の要素は、マットによりプリマルチプライド(乗算済み)されていな
い必要があります。マットの不明瞭なエッジは全て、レイヤーのエレメントの境界内である必要
があります。例えば、不明瞭なエッジはソースのイメージの白の背景エリアに及ばない
ようにしてください。
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設定の変更